なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

そろそろ負ける頃

2008-07-12 16:19:47 | Weblog
 ここのところ調子が好かった・・・これが単に相手のミスに助けられただけの錯覚なのかどうかが難しいところ。
(実際には相手に助けられているのを「強くなった」と勘違いできるから幸せな瞬間があるのだと思いますが・・・)
 よもや基礎体力が上がったということはあり得ない・・・それは間違いないと自覚しています。
 上がれば叩かれるのが点数制度なので、お約束どおりと言うか見事に吹っ飛ばされました。
 私の今の点数は自己MAXの点数より10点近く下ですから、本人としてはあと5点くらいは上(MAXより5点程度下)でバランスを取りたいとは願っている。
 ですから、最近好調とは言っても暫定目標より5点くらいは低いところでウロウロしているから、何とか後5点上には行きたいとは思っている。
 そうは言っても現実には、この点数より7,8点低いところがMINみたいな感じなので、「結構頑張っているじゃない」という気分も無いわけではないけれど、ともかくMAXより下だから満足するわけにもいかない。

 さて、この時の相手は、、、私の仮想の平均点より高いところに暮らしていた筈なのに、その時見ると私より10点近く下になっている。
 ということは、手合いは向こう先で白からコミ3目半出し。
  普通ならせめて互い先、それでも苦しいのに逆コミですから至れりつくせりの大サービス。
 対局前からこれですから、結果は火を見るより明らか。
 対局待ちリストに彼の名前と点数が表示されているのですから回れ右すれば良さそうなのに・・・それもせず、かといって「何するものぞ」と鉢巻姿で行けば良さそうなものを・・・
 「やっぱりダメだろうな」と思いながら申し込みボタンを押しているのだから、無気力と言うか情けないというか。
 そして対局してみて、やっぱり相手は現在の表示点数以上に実力発揮。
 もしかしたら、対戦相手の名前と点数を見て「ラッキー!」と叫んでいたかも知れませんね。
 相手に充分に実力を発揮されてしまい、私の方も実力を晒したというところ

 ともかく序盤から打ちにくく、1手30秒の早碁なのに10手も打たないうちに考え込んでいる。
 そこだけ見たらまるでプロみたい何だけれど、実態は単に「分からない」だけであり、且つ迷っていて決断がつかない状態ですから情けない。
 しかも迷いながら「最上級のプロと、下のほうのアマのヘボが見てくれだけは似ているぞ」などと他人事みたいに喜んでいるのだからわれながらアホ。
 相手の言い分に真っ向から対決した途端に潰されました。
 マア、潰されないように打てばもっと惨めな敗戦でしょうから、仕方ないといえば仕方ない。
 それにしても、相手が強い・自分が弱い・・・それに相変わらず序盤が悪い