なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

東の風心地よく

2008-07-30 17:47:22 | Weblog
 今日は生活習慣病の方のクリニックの検診日。
 例によって検査から開始です。
 血液採血・血圧・体重・体囲回り・尿・足のむくみの有無・・・マア基礎的なデータなんでしょう。
 この検査の結果が出てから医師と会うことになります。
 つまり結果が悪ければ、かなりきつい調子で叱られることになる・・・いや、次の4,5週の指示とか、心構えとかが・・・
 そう、結果が良かろうが悪かろうが先生が困るわけではなく、全て私の問題なんですが、こういう場面での患者の心理は逆転していまして「叱られたくない」と考えるものなんです。
 ともあれ、検査を受ける時の真理はかなり開き直っていて「どうにでもなれ」みたいな心境で受けるのです。
 そして先生と会う時は「結果発表」みたいなもの・・・診察室から声がかかって名前が呼ばれると、TV番組ではないけれどドラミングが始まるようなものです。
 先生のノートパソコンに今日の検査結果と過去のものが全て出ている。
 但し私の場所からは数値は読めない・・・「サアどうにでも」とまな板の鯉
  概ねの指標としてヘモグロビンの値と体重
   今日はヘモグロビンの方が大幅に改善されて基準値に収まっていた。
 まずは今日のところは「良」のハンコを貰った感じ、、、但しそれで普通なんでしょうが。

 ということで帰りに本屋さんによって自分にご褒美
 いつもなら「NHK囲碁講座○月号」となるのだけれど、それは既に買ってあるので、それ以外の本。
 割合大きな本屋ですが、囲碁・将棋コーナーへ直行
  いろいろ迷って(実は楽しんで)選んだのは
 「王銘琬の囲碁ミステリーツアー」 王銘琬 MYCOM囲碁ブックス 2007年1月
 今は序盤から中盤の勉強に関心があるので、同じMYCOMのポケットサイズの本とどうしようなと迷いましたが、今回は所謂勉強みたいな本ではなくて、どちらかと言えば気楽に読めそうな本にしました。
 本当はそういう区別は変ですね。
 気楽に読むとは言っても中身を考えれば、それはそれで結構ためになるような話でしょうし、何も「勉強」と鉢巻をして読むものばかりが勉強ではないはずですから・・・ともあれ気軽に読めて、いくらかでも良い影響が受けられれば幸せです。

 ところで今日は私は平日の休みの日
 女房殿は夏休みで、、、計らずも平日に老夫婦が家に居ます。
 全くまもなく訪れるであろう生活の予行演習見たいな日です。
  案の定女房殿が定石を打って来た・・・台所でなにやら炒めるにおい。
 まさに、「今日はハンバーグをお願いします」、、、言葉はお願いしますだけれど「拒否する権利は無い」のです、、、実態は「やれ」。
 何時からそうなったのか、、、アレはかなり前に焼き方に拘って作った時から、、、これからも月に何回か「指名」があるだろうな、、、
  
 さて今日は風が心地よい日です。
  私の部屋は東向きなので窓を大きく開けて、、、おかげでネット碁を観戦しながら気持ちよく昼寝をしてしまいました。
 爽やかに、2時間近く!
  また対局中の人には迷惑をかけてしまったかも知れませんが、夏なのにこんなに気持ちの良い日は珍しい。
 そうそう、タイトルの「東の風」は気分では「トンプウココチヨク」です。
 NHKのかつての大御所的アナウンサーが地方局に居た時、ドサ回り的腐れ気分で毎日麻雀ばかりしていたそうで、徹夜マージャン明けに天気予報を読むとき
思わず「本日は東(トン)の風」とやってしまったそうです。
 東風といえば菅原道真ですが、アレは春限定でして、私にとってはこちらのエピソードです。
 そんなことを考えて良い気持ちでベッドで昼寝・・・しかしそろそろ婿さんは台所に行かないとヤバイだろうな。