最近の成績は一進一退を続けていますから、それなりに緊張感があるとも言えますし、見方を替えれば進歩の無い状態とも言えます。
進歩どころか、もしかしたら退歩ではなかろうかとも・・・
第一に負け方が悪いのです。
負けたのが悪いのではない(逆に勝てば良しでもないので)、あくまでも負け碁の内容が不甲斐ないのです。
どうも出だしの部分で考えがまとまらないと言うか、考えすぎというか
序盤で相当無理をしすぎる気がする。
いや打つ前に「この手は無理かな」などと思いつつ、そこまでやらないと勝負に遅れを取るような気がして打ってしまう。
そして結果更に状況を悪化させている。
形勢が良く見えない時の、辛抱の手が打てないのです。
勝負どころが後に来ることを信じて待つことが出来ない。
結局は自分が信じられないのでしょう。
マア。相手のあることですから、待っていてもチャンスが来ない事だってある・・・「その時はそれはそれで仕方が無い」という心構えが出来ていない。
勝った時も決して良い勝ち方とは思えない。
概ね派手な戦で相手の大石を取ったりして勝たせていただいたが・・・こういう闘いが必然だったかどうか。
つまり、戦わなくても良いところ・もっと安全有利に局面を展開できたかも知れないのに、単純・直線的に戦いの道を選んで・・・結果として運良く勝ったに過ぎないのかも・・・
これは結果オーライであって運の作用に過ぎないのかも知れない。
多少は、戦いに入る前に若干優位な形で戦いに入っていたかもしれないけれど、戦えば多少は闇試合的要素あるわけで、やはり戦わずに勝てるのが一番良いでしょう。
昔碁会所でK畑師匠に2子くらいで教わっていた頃、オール互い先リーグと言う企画がありました。
その時はどういうわけか序盤から中盤と善戦して、形勢有利を意識した。
周りのギャラリーも集まってきて10人くらいに囲まれて打つような形です。
マア師匠としては、弟子に勝って当たり前ですから多少は打ちにくいでしょうしが、こちらとしても初めてセンターコートで試合をするような緊張感があります。
私は大会の緒戦の序盤の数手は多少石を持つ手が震えますから、この時も緊張感で手が震える感じです。
優勢を意識してどっしりと落ち着いた手で行くか、あるいは形勢優位を追い風に仕掛け気味に圧迫していくか、、、丁度分かれ道。
持ち時間45分・切れ負けですからそれほどは時間をつぎ込めませんが、こういう局面が最も難しいのではないでしょうか。
数学は得意で計算は問題ないのですが、絵を描くとなると計算は役に立たない・・・そんな感じです。
ともかく、何か打たなくてはいけないわけで
結局師匠の石の弱そうに見える部分を直接攻める手を選択した。
その瞬間背中で「なんだ、取り碁か」との呟き
一瞬背中が凍りました。
私の選択は考えとか自身に基づいたものではなく「どうせ分からないなら、自分らしく打とう」と思って打った手です。
私自身も直接的な攻めではない方が良いだろうとは思いつつも、他の手が思いつかないので打った手ではあった。
碁盤の向こうの師匠に切られたのではなく、背中のギャラリーに一刀の元に切り捨てられた感じが今でも記憶に残っています。
今から20年以上昔のことが忘れられないのですから、私も相当しつこいですが、ともあれ最近の一進一退、、、どうも20年前から殆ど進歩していないように思える。
いや、性格が変わらないからかな、、、年令だけなら”熟”なんですが、碁の方は一向に熟しません。
進歩どころか、もしかしたら退歩ではなかろうかとも・・・
第一に負け方が悪いのです。
負けたのが悪いのではない(逆に勝てば良しでもないので)、あくまでも負け碁の内容が不甲斐ないのです。
どうも出だしの部分で考えがまとまらないと言うか、考えすぎというか
序盤で相当無理をしすぎる気がする。
いや打つ前に「この手は無理かな」などと思いつつ、そこまでやらないと勝負に遅れを取るような気がして打ってしまう。
そして結果更に状況を悪化させている。
形勢が良く見えない時の、辛抱の手が打てないのです。
勝負どころが後に来ることを信じて待つことが出来ない。
結局は自分が信じられないのでしょう。
マア。相手のあることですから、待っていてもチャンスが来ない事だってある・・・「その時はそれはそれで仕方が無い」という心構えが出来ていない。
勝った時も決して良い勝ち方とは思えない。
概ね派手な戦で相手の大石を取ったりして勝たせていただいたが・・・こういう闘いが必然だったかどうか。
つまり、戦わなくても良いところ・もっと安全有利に局面を展開できたかも知れないのに、単純・直線的に戦いの道を選んで・・・結果として運良く勝ったに過ぎないのかも・・・
これは結果オーライであって運の作用に過ぎないのかも知れない。
多少は、戦いに入る前に若干優位な形で戦いに入っていたかもしれないけれど、戦えば多少は闇試合的要素あるわけで、やはり戦わずに勝てるのが一番良いでしょう。
昔碁会所でK畑師匠に2子くらいで教わっていた頃、オール互い先リーグと言う企画がありました。
その時はどういうわけか序盤から中盤と善戦して、形勢有利を意識した。
周りのギャラリーも集まってきて10人くらいに囲まれて打つような形です。
マア師匠としては、弟子に勝って当たり前ですから多少は打ちにくいでしょうしが、こちらとしても初めてセンターコートで試合をするような緊張感があります。
私は大会の緒戦の序盤の数手は多少石を持つ手が震えますから、この時も緊張感で手が震える感じです。
優勢を意識してどっしりと落ち着いた手で行くか、あるいは形勢優位を追い風に仕掛け気味に圧迫していくか、、、丁度分かれ道。
持ち時間45分・切れ負けですからそれほどは時間をつぎ込めませんが、こういう局面が最も難しいのではないでしょうか。
数学は得意で計算は問題ないのですが、絵を描くとなると計算は役に立たない・・・そんな感じです。
ともかく、何か打たなくてはいけないわけで
結局師匠の石の弱そうに見える部分を直接攻める手を選択した。
その瞬間背中で「なんだ、取り碁か」との呟き
一瞬背中が凍りました。
私の選択は考えとか自身に基づいたものではなく「どうせ分からないなら、自分らしく打とう」と思って打った手です。
私自身も直接的な攻めではない方が良いだろうとは思いつつも、他の手が思いつかないので打った手ではあった。
碁盤の向こうの師匠に切られたのではなく、背中のギャラリーに一刀の元に切り捨てられた感じが今でも記憶に残っています。
今から20年以上昔のことが忘れられないのですから、私も相当しつこいですが、ともあれ最近の一進一退、、、どうも20年前から殆ど進歩していないように思える。
いや、性格が変わらないからかな、、、年令だけなら”熟”なんですが、碁の方は一向に熟しません。