なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

先が思い遣られる

2008-07-20 15:32:21 | Weblog
 土曜日にはついに恐れていたことが起きました(前からの予定通りですが)。
 女房殿と娘が連れ立って約1週間の旅行に行ってしまいまして、娘の婿さんと私は1週間は”自力で”生きてゆかなくてはいけない。
 少々オーバーな表現ですが・・・出発の前日女房殿から突然「トイレの掃除の仕方分かる?」と聞かれてびっくり、「私が毎日やっているのだけれど1週間お願いね、こういうものは手入れが大事ですから」と、、、マア消毒薬と芳香剤が沁み込んだような使い捨てウェットティッシュで拭くだけなので安心しましたが、、、娘が「わァお父さん何かの罰で1週間トイレ当番みたい」と大喜び。
 更に洗濯機の使い方の講義、何かの集金が来た場合のお金のありか、いざと言う時の銀行カードのしまってある場所、、、殆どが右の耳から左の耳へ。
 ”いざ”と言う時は「責任者が不在なので1週間後に来てください」で済まそうと思っているので、顔は向けているが心は真剣に聞いていません。
 恐らくいつものことなので見抜かれているでしょう、「ともかく今日は敷布団だけでも干しておいて下さい」・・・全く、この際だから何かやらせなくては損だと思っているらしい。
 考えて見ると結婚以来30数年、「言われたことを言われたとおりにやらない亭主に、諦めることなく何かの用事を言いつける辛抱強い(しつこい)女房」の構図をを繰り返してきていることになる。
 娘も流石に「お父さん1週間大丈夫?」と言うのですが、女房殿は知らん振り
 私も「1週間ぐらいなら、水だけ飲んでいても死にはしないでしょう」と当てこし理気味に開き直るしかない。
 マア掃除・洗濯や家の中のこまごまとしたことは殆どダメですが、ともかくゴキブリ亭主ですから死ぬことは無いでしょう。
 掃除・洗濯は実際にやった回数は30数年で、数えれば片手で足りるくらいだから実績は0に近い・・・炊事だけは何とかなりそう(但し食器洗いは面倒ですが)。
 
 女房殿が出かけたとたんに「包丁研ぎ」のおじさんが来たりしたけれど、その他は不動産セールスの電話が1本ごんだけで、何とか1日は無事過ぎました。
 しかし話かけてくる人がいないというのは何か妙な感じです。
 普段も特によく話をするわけでもないのですが、今日はTVの音声を一方的に聞くだけの生活。
 3連休の初日ですから少なくともあと2日はそれが続くでしょう。
 仕事で出勤すれば流石に話をしなくては仕事になりませんが、夕方に帰宅すれば翌朝まで無言の行が続く・・・1週間。
 それに、洗濯と掃除を1週間で1回もしないというわけにもいかないだろうから・・・さて頭が痛い。
 一般論で、仮に女房に先立たれたら大変だと言いますが、まさにそう。
 家の場合は、健康状況から言って私の方が先立つことになりそうですから,幸か不幸かその心配は無さそうですが。
 もっとも、女房殿に三行半を突きつけられたら・・・その心配は大いにあるが、マアそうなるものならとっくにそうなっていただろうということで楽天的に考えることにする。 
 そう、女房がもしボケてしまったらという心配も無いではないけれど、これは私が普段から心配をかけさせているからまずは大丈夫かも。
 ともあれ、この暑さが続く日々に1週間凌がなければいけないのに
 まだたった1日しか経っていない・・・。