昨日の続きの「取り碁」・・・私の背中で呟いた人へ恨みは無いと言いつつも、その言葉自体には拘りがあります・・・30年以上ですから私は相当しつこいのかもしれません。
イヤ、そう言われたもとになるその対局が、K畑先生に普段3子置いていたのに、白番で途中までとは言え善戦した記念の碁と言うこともあり、忘れられない対局でもあるからですね。
良い事も嫌なこともこの碁には詰まっているわけです。
背中で呟いた彼は普段K畑先生に先で打っている人ですから、その局面からはそれほど無理をする必要が無い・あるいは危ない橋を渡る必要は無いという見方だったのでしょう。
そういう判断からすれば、無益な「取り碁」と言う方針だと呆れたと言うことでしょう。
つまり方針の「取り碁」を否定したと言う事で、私の性格を「取り碁」だと嗤ったわけではない・・・と思いたい。
勝ち碁を勝ちきることが出来るのはそれなりの棋力が必要なんですね・・・
マア真意の程はその後囲碁でのつき合いはあるものの質問した事は無いから分かりません。
ただ、当時彼とは私が2子の手合いだったのが今では先・互・先くらいにはなっている筈なので、少なくとも上から目線は無くなっています。
そうこの碁は大きなターニングポイントだったでしょう。
この企画の次のシリーズで、私はK畑先生に2子になっていましたが、互い先の白で番狂わせを起こしました。
その碁は、中盤で大きな石の絡み合いで、全く別の石の利き筋などを考えて考えて・・・45分の内30分近く考えてある手筋を決行した碁でした。
失敗すれば「取り碁」のレッテルを甘んじて受ける手段。
しかし、大きな図柄の、しかもかなり先を見通した手・・・会心の一着と言うか、瓢箪から駒みたいなものか・・・。
ともあれ、前回の「取り碁」的失敗・非難がここの結びついたようです。
要するに読み切れれば取りに行く手段であっても「取り碁」では無い・・・単に正確な読みに過ぎない。
それが取れる確信が無いのに取りに行く時・・・これが問題。
多分大丈夫的に、概ね60%でも決行すれば、それはやはり「取り碁」なんでしょう。
イヤ、読み切れた手しか打たないような傾向がある人なら80%でも決行しないでしょうね。
それと成功率の問題である以上は「取り碁好き」な性格なんでしょうね。
結果論だけで見るわけではなく。
アマ・ザルの世界では決行したのが結果的に成功する場合もあれば、決行しないのが失敗の場合もある。
たしかに、ザルとしては無理をして失敗する事の方が多いのですが、チャンスを逃す失敗もあるのだから困ったものです。
ともあれ、「読み切り」かどうかがカギ。
読み切れない部分・・・これをハッタリ、出たとこ勝負の厚かましさで乗り切る?
ウーム「取り碁」的な性格は否定は出来ない。
ところで私はプロの先生にもたくさん打って戴きましたが、このK畑先生に5子から先まで胸を借りて鍛えられたと言うことです・感謝
イヤ、そう言われたもとになるその対局が、K畑先生に普段3子置いていたのに、白番で途中までとは言え善戦した記念の碁と言うこともあり、忘れられない対局でもあるからですね。
良い事も嫌なこともこの碁には詰まっているわけです。
背中で呟いた彼は普段K畑先生に先で打っている人ですから、その局面からはそれほど無理をする必要が無い・あるいは危ない橋を渡る必要は無いという見方だったのでしょう。
そういう判断からすれば、無益な「取り碁」と言う方針だと呆れたと言うことでしょう。
つまり方針の「取り碁」を否定したと言う事で、私の性格を「取り碁」だと嗤ったわけではない・・・と思いたい。
勝ち碁を勝ちきることが出来るのはそれなりの棋力が必要なんですね・・・
マア真意の程はその後囲碁でのつき合いはあるものの質問した事は無いから分かりません。
ただ、当時彼とは私が2子の手合いだったのが今では先・互・先くらいにはなっている筈なので、少なくとも上から目線は無くなっています。
そうこの碁は大きなターニングポイントだったでしょう。
この企画の次のシリーズで、私はK畑先生に2子になっていましたが、互い先の白で番狂わせを起こしました。
その碁は、中盤で大きな石の絡み合いで、全く別の石の利き筋などを考えて考えて・・・45分の内30分近く考えてある手筋を決行した碁でした。
失敗すれば「取り碁」のレッテルを甘んじて受ける手段。
しかし、大きな図柄の、しかもかなり先を見通した手・・・会心の一着と言うか、瓢箪から駒みたいなものか・・・。
ともあれ、前回の「取り碁」的失敗・非難がここの結びついたようです。
要するに読み切れれば取りに行く手段であっても「取り碁」では無い・・・単に正確な読みに過ぎない。
それが取れる確信が無いのに取りに行く時・・・これが問題。
多分大丈夫的に、概ね60%でも決行すれば、それはやはり「取り碁」なんでしょう。
イヤ、読み切れた手しか打たないような傾向がある人なら80%でも決行しないでしょうね。
それと成功率の問題である以上は「取り碁好き」な性格なんでしょうね。
結果論だけで見るわけではなく。
アマ・ザルの世界では決行したのが結果的に成功する場合もあれば、決行しないのが失敗の場合もある。
たしかに、ザルとしては無理をして失敗する事の方が多いのですが、チャンスを逃す失敗もあるのだから困ったものです。
ともあれ、「読み切り」かどうかがカギ。
読み切れない部分・・・これをハッタリ、出たとこ勝負の厚かましさで乗り切る?
ウーム「取り碁」的な性格は否定は出来ない。
ところで私はプロの先生にもたくさん打って戴きましたが、このK畑先生に5子から先まで胸を借りて鍛えられたと言うことです・感謝