なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

気がつけば5連勝、だが

2010-03-10 05:14:11 | Weblog
 今日は市内の事務所回り・・・寒い1日でしたが訪問先に駐車スぺースがあることが分かっていたので、いつものような公共交通機関でなく事務所の車で回れたので助かりました。
 それでも事務所に帰って来たのが、通常の退社時刻ギリギリ・・・なのに、留守中に訪問客があり提出書類を置き土産に残してありました・・・3人も。
 いつもなら、「その処理はまた明日」にするのですが、明日が水曜日で個人的に定休日なので、やはり片付けて置かないといけない気分で処理を済ませてから帰りました。
 確かに気分はスッキリですが、その分帰りが遅くなるので一長一短といったところ。
  尤も、本日は雨又は雪になる事を見込んでいつものように自転車では無く車で出勤していたので、実際に家に着いたのは割合早かった。

 それで夕方はネットで対局。
  これは向う先で白から4目半コミ出し・・・(白からコミを出すのは心理的負担はある)。
 反省点の多い碁を打ってしまいました。
  大石どおしの攻め合いで・・・先に白が黒の大石を葬った・・・これは黒が大場先行を優先して手を抜いた結果ですが、その揺り返しとして白も一隅の星に先行していた白が黒の両カカリから攻められておアイコ的結果になりました。
 マア、派手な流れではあるけれど、白はそれほど得はしていないし、むしろ大局的には黒の方が面白いかもしれない局勢かもしれません。
 白からもう一つの黒に大石の根拠を揺さぶる形で動きを強制して、初めにほぼ死んだフリの白石を復活させることが出来たので勝敗が決しましたが・・・これが何だかインチキくさいような。
 作戦が嵌ったともいえるし、手品のネタは初めから自分では分かっていたわけですから騙したような気分が残る勝ち方で100%嬉しいとは言い難い。
 そういうのは贅沢なんでしょうか?
  勝敗にはいろんな決し方があるので、こういうのもあると言うことだろうか?

 こういう碁になった原因を考えるに・・・
  やはり白番の時に黒が小目を打った時に発生しやすい事を感じました。
 今日の場合は黒1は星だが黒3は小目(中国流では無い小目の向き)。
  私はここで2連星を選択するのに躊躇があるのです・・・すると黒5は小目の黒を小ケイマで締まるとして・・・これが嫌い。
 実際に黒がどれ程の実利と周囲への影響力があるのかは把握しきれませんが、締まられた形が嫌いなので、締まりを拒否する形を選択します。
 これが一隅開けてかかって行く形になるわけでやや変則と言うことでしょうか。
 変則かもしれないけれど小目を締まられるのが嫌いなのでいつもそういう流れになるので、急戦と言うか破調と言うかリズム感が悪い音楽と言うか・・・。
 どうも相手に堂々と構えさせて置いて、こちらも正面から戦うと言うのが苦手なのでこうなるようです。
 きっとこの正面からの対峙に自信が持てるようなら多少は進歩したと言えるのかも知れませんが。
 
 ともあれ今日は幸いにも勝ててしまいました・・・結果では文句は言えないのです。
  相手が投了した時点では、そのまま寄せて行くと20目程の差はあると思えますから投了はやむなしだったでしょうが、私としては「運が良かった」と言う事でしょう。
  これで5連勝・・・5日かかりで。
 前に10敗くらい負け越しての5連勝ですから喜びも中くらいといったところですね。
  でも、負ける時はいくつでも続けて負けるのに、勝つ時は1局ごとに勝負の結果みたいなところがあるので、幾ら10敗の後と言っても1つ1つが必死の勝負の結果です。
 それも運良く・勢いで勝っているだけみたいなところがあるし・・・あと5つ勝たないともとに戻らないし。