なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ホーム開幕

2010-03-13 01:55:09 | Weblog
 イヤー今週はサッカーの試合を何試合みただろうか。
  J1にJ2、それにACL、リーガエスパニョーラ・・・1月1日の天皇杯や高校選手権以来、多少飢えていた分、一気にこれでもかと言うほど観戦しました。
 これからワールドカップも含め長いシーズンが始まる初日ですから、ほどほどにして置く方が大人の態度だとは思いながら、実際にはそうはいかないのですから、ファンというものは実年令とは関係なく子供みたいなものですね。

 それにしても今年は・・・というか今年もいろいろありそうな予感がする幕開けでした。
  残念なことに選手のプレイのレベルの他に、今年もジャッジの問題に左右されそうな感じが・・・
 ルールの解釈、運用上の熟度、実際のレフェリング能力。
  こういうものが試合内容、結果に大いに左右するのですから重要な問題です。
 今年もオフサイド判定にラインズマンの判定に怪しげなものがいくつか・・・
  ピッチのサイドライン沿いを走行するカメラがあれば、判定について検証映像を見ることが出来ます。
 そうすることによって、その判定そのものは覆らないものの、判定に対する審判の質というか責任感というか、マアそういう感覚を向上することが出来る筈です。
 それと今年は競り合いに関してより厳しい判定を下すと言う事で、手を使った競り合いについて笛が吹かれる・・・その事自体はサッカーですから当然としても、見ている限りどうも判定そのものの基準というか運用の仕方が曖昧な感じがぬぐえない。
 これはレフェリーの試合に関与する割合がより高くなる可能性があるから、質の高いレフェリングが無いと嫌なことが多く起こる可能性が多いと予測できます。
 案の定わけのわからないPKが起こりました。
  PKの発端になったプレイノ判定についても、シュミレーション気味のところも曖昧だし、、、PKの場面についても後で協会から驚きの判定がコメントされたりしました。
 尤も、結果は覆らない・・・これが結果を訂正すると最大6億円の可能性があるトトが成立しなくなると言うのが実情だろうな。
 結果はともかく反スポーツマン的行為とかルールを理解していない判定を下した審判に対しては事後でも処分はすべきだとは思うのですが、どうもそういうところは曖昧に済ませそうです。
 そういうことが開幕初日に起こりまして、祝開幕だけど素直に喜べない初日でした。
  そして今日はホームでの開幕ですので。見る方も気持ちを新たに見なくては。

 それにしても囲碁の方は少なくとも判定に左右されると言うことが無いとは言わないまでも、殆ど無いくらいに少ないのが嬉しいですね。
 プロの世界では歴史に残るようなルール上の解釈問題はあるにしても、アマの方はそういうことは起こる事は少ない。
 少なくとも私レベルでは第三者に判定を仰ぐような事は起きた事はありませんし、仮に起きたとしてもそこでストップさせておいて、先達の判定を乞うということが出来ます。
 少なくとも判定で不本意な結果は起きた事はありません。
  碁会所レベルでは時折起こると可能性があるのは隅の生きの問題でしょうか。
 隅の曲り4目・・・日本ルールでは無条件死ということですが、これを実戦に即して運用すると言う事で解決は出来る。
 外ダメの具合とかコウ材とかの問題を見ながら実際に取りに行けば・あるいは生きに行けばよいだけのことです。
 マア厳密にいうと問題は発生する可能性は無い事も無いらしい。
  そのために碁会所にも日本棋院囲碁規約なるルールブックは置いてありましたが、さて実際に規約を読みながら判定で決着させたと言うようなことは起きませんでしたし、見たこともありません。
 40年以上打っていてそれですから、あり難いです。
  これが、個人対個人のゲームで判定に左右されていたらもっとファンが少なくなってしまいますね。
 不本意な結果はあったとしても、囲碁の敗戦の最も大きな原因は自分が未熟である事とはっきりしているので、むしろサバサバと受け入れる事が出来ます。
 これが他人が関与する事が主原因ではたまりません。

 さて本日ホーム開幕。
  我が家族の平安の為にも良い結果が望まれます。
 不本意な事が起きると来週の半ばまでは暗い家庭になる事ははっきりしています。