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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

懐かしいキョウジョ

2012-04-22 14:39:21 | Weblog
 昨年の今時分に、昨日アップした上流方面で撮るものが無かった時に海岸まで戻って来て出会う事が出来ました。
  海岸にたくさん杭が打ち込んである場所があって、その辺りに数十羽集まっていたのを取る事が出来ました。
 初めは護岸付近のハマシギしか目に入らなかったのですが、良く見ると近くに灰色のハマシギより色のはっきりした鳥たちが沢山いる事に気がついた。
 大きさは同じくらいだし、行動パターンも大して変わらないのですが色がはっきり違う。
  家に帰って調べるとキョウジョシギと言う事が分かりました。
 キョウジョ=京女だそうで、都の女のように艶やか・粋な衣装を纏っていると言う意味らしい。
 確かに明るい茶色に黒の模様は良いデザインなのでこの鳥は好きな鳥になりました。
  ただ、キョウジョ=京女というイメージとは違い、キョウジョ=狂女という言葉が頭をよぎる、、、『狂っていても可愛い』と言うイメージ・・・私が狂っているのかもしれません。

 さて今日はその辺りの海岸に行ってみましたが、、、去年ハマシギ、キョウジョシギの居た場所は満潮時刻と言う事もあり、ヒドリガモが10羽くらい居るだけでした。
 仕方が無いのでここで本日のBプランに変更し、海岸沿いに進み隣の市の海岸の霊園の手前あたりまで行く事にしました。
 珍しくは無いもののイソヒヨドリやイソシギに出会えるでしょうし、途中の原っぱではヒバリやカワラヒワが居るかもしれませんし、上空をチョウゲンボウ、ハヤブサが通過するかもしれない。
海岸の波消しブロックの上で                                             
 『何かが居る』と気がついて、1羽だしこの場所なのでイソシギだと早合点。

 ところが2羽。イソシギだって2羽でいる事もあるだろう・・・。

 ズームレンズでピントを合わせて距離を測ると15メートルは軽くこえていまして、これは300ミリではヤヤ苦しい。カメラ内蔵のテレコンで2倍には出来るけれど電子的に大きくしたものは満足できない事が多い、、、なので、一歩一歩近づく事にした。

 結局、この写真では6,7メートルくらいまで接近出来た。一歩一歩ゆっくり近づいてはパチリを繰り返して忍び寄り作戦。
 それでもこの距離が限界だったようで、やはり2羽にはこの辺で拒否されました。しかしそれでも『ハマシギもここまで近づく事が出来た』と思っていた。

 遠くの岩の上に乗っているのを追っかけで撮影。

 家に帰って良く見るとイソシギとは雰囲気が違う。
 勿論ハマシギでは無いし、、、どう見てもキョウジョシギです。
  昨年群れでいた場所なら間違いなくキョウジョシギだと直ぐに分かった筈ですが、場所が違うと他の鳥と混同する、、、こういうのは鳥の名前が分かっていない証拠です、、、少なくとも先入観無しで鳥を見る事が出来ないとダメですネ。