きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

夏のマフラーを染めました。

2012-07-09 20:17:01 | 染色

休日の2日間、久しぶりに染色に専念した。

今年の初めから、半年間はホームページ作りとブログに熱中し、
仕事以外のほとんどの時間は、パソコンの前にへばりついていた。

部屋の片づけも、疎かになりがちだったり、
11月の展示会の作品も、出来ていないが、
こちらは、まだ少し、時間的に余裕がある。 (いつもの悪い癖・・・)

しかし、目の前に、大きな宿題がぶら下がっている。  
もう、2か月も・・・。  

友人に頼まれた、夏用のマフラーの染め。

 

最近は、夏でもマフラーをしている人を、多く見かける。

私自身も、夏は白くてシンプルな服が多いので、アクセサリー代わりによく使う。

電車の中の、冷房対策にも使っていたが、今年は少し違ってきた。
むしろ、首筋の日焼け対策や、汗対策に使う。

その為、素材は綿のガーゼ。
色やデザインはお任せと言われたが、そちらの方が迷ってしまう。

前回は、オレンジとカーキーとベージュの形状記憶合金で染めた
シャープなデザインのものを買ってもらった。

今回は、夏らしく白の地色を生かしたいと思う。

とりあえず2色  オレンジ+ピンク系と、ブルー系を染める。

無造作にシワを寄せた布を、両側から網で挟む。
ここに、すなご液を混ぜた染料を、刷毛で染めていく。

このガーゼは染料をはじいて、浸透し難い。
時間をかけ、何度も色を重ねた。

オレンジの方は、網を外してから、少し色を足したので充分色が入った。

ブルーの方は少し色が足りない。
丸い円を布の上に書いて、ぐし縫いをし、帽子絞りをして、淡いブルーで地染をしてみた。

淡い色で地染をする時は、細心の注意が必要だ。
先に染めた色が、淡い液の中に流れ出てくる。
これを防ぐために、よく洗い、色止めをし、40分の蒸しをして、色を固着させておく。

染色は、細かい作業の積み重ねなのです。(表に出ない作業ですが) 

手間をかけた分、淡いブルーがきれいに染まった。
帽子絞りも、シャボン玉のようなデザインになった。

手間はかかったが、満足!    
友人は気に入ってくれるだろうか?

  

どちらを、選んでくれるか、楽しみだ。  

 

コメント
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