徳島県の郷土料理・そば米雑炊を紹介します。
そば米は、そばの実の殻を取り除いた、そばの粒の事で、
お米の育たない痩せた土地で、お米の代用として
食べられていた徳島県の祖谷の郷土料理です。
この地に隠れ住んでいた平家の落ち武者から伝わったと
言われています。
すまし汁仕立てで食べます。
家庭によって、違うかもしれませんが、
母から教わった、我が家のレシピです。
- そば米は水で洗い、たっぷりのお湯で湯がく。
我が家は、少し硬めに湯がく。 - 鶏肉は我が家は絶対ささ身です。
一口大に切る
人参・しいたけ(またはシメジ)・かまぼこ・あげ・サイコロに切った豆腐を用意しておく。 - だし汁に鶏肉を入れ、一煮立てさせ、そば米以外の材料を入れ、もう一度煮立てて、醤油・みりんを入れ、
すまし汁より少し濃い目に味をつける。 - そば米を入れ煮立て、柔らかくなったら、たっぷりの刻みねぎを入れ火を止める。
- 大きな器に盛り、七味唐辛子をかける。
寒いときは体が温まり
食欲の無い暑いときも、汗をかきながらいただく。
何より消化が良く、身体に優しい食事です。
それを昨日の父の昼食に作りました。
そば米雑炊
ポテトコロッケと揚げ焼売
カブの甘酢漬け
伊予かんとバナナ
亡くなった母が好きでよく食卓に出てきましたが、
子供の時は苦手でした。
それが、いつの間にか母と同じに好きになっていました。
遺伝でしょうか?
歳の性でしょうか?