きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

京人形展

2013-02-21 08:04:07 | 日記

先日、渡部さんが染色のお稽古に来られた時、
人形作家のお友達の展示会を見に行かれると話されていたので、
京都に、ご一緒させてもらった。
その日は、前日の雨も止み曇りだったが、京都は雪になるとの予報
で、厚着をして出かけた。

今年はずいぶん、貼るカイロのお世話になっている。

お友達の人形の先生の作品が、四条河原町の高島屋美術画廊で
展示されているとの事で、そちらを先に見させてもらった。

京人形司 十四世 面屋庄甫の世界
-伝統を踏まえて-

京人形の伝統を継承した端正で優雅な御所人形や雛人形に
先生独自の想像の世界を表現して創作した人形もある。
大根やレンコンやアスパラ等の野菜の傍に小さな天児が
座って居たり、眠って居たり、
天児が、ハスの葉の上で眠っている姿は、
誰もがそっと、その寝顔を覗き込みたくなる程、愛らしい!
何を考えているのだろうか?何も考えていない、真っ白な無垢の魂を
見た気がする。


   
  
図録より

20cmから大きい物で40cm位の作品に、〇百万円の値段だついている。
それに売約済みのシールが貼られている。
京人形の優雅なお顔の向こうの世界は、私からは遠い夢の世界に思えるが、
〇百万円の人形を買う人が居る事も、私からは、はるかに遠い遠い
違う世界のように思える。


そこを出て、渡部さんのお友達が出品している、京都工芸美術作家協会展を見て来た。
こちらは、染あり、漆あり、陶芸あり、人形あり、硝子ありと、
様々な工芸作品が展示されている。

こちらの方が、私には人間の暖かさを感じる。

お昼に、お蕎麦を食べた。1365円也。


さっき見た人形の値段より、〇が3つほど足りないが、
私は、これで幸せ!!



 


 

コメント
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