きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

田舎のイルミネーション

2013-12-07 10:44:38 | 田舎日記

神戸のルミナリエは5日に開幕した。
阪神大震災の犠牲者を追悼する光のイベントは、今年で19回となる。
最近は、行ってないなぁ~~。
最後に行ったのは10年前だったかな?
入院していた家族の看病の帰りに一人で行った。
みぞれの降る冷たい夜だったので、人も少なく、
青い光の回廊を、濡れるがままに歩いたのを覚えている。

先日、家まで乗せて貰ったタクシーの運転手さんから、
田舎でもイルミネーションで飾りつけをしていると聞いた。

父に場所を教えて貰い、場所の確認の為、昼間に自転車で行ってみた。
正直、子供騙しのようでガッカリ!
阿波市商工会青年部の有志が中心になり飾り付けているのだから、
神戸のルミナリエとは、余りにも違い過ぎて、比べるのは酷だが・・・・・。

余り期待はしていなかったが、暗くなるのを待って出かけてみた。

「ワァ~!」

そこで見たのは、昼間見た公園とは、まるで別世界!!
昼間見た鉄骨だけのツリーは、青や緑の電球が灯され、12mの姿を暗い空に浮かび上がらせている。
小さな光のトンネルをくぐると、電飾の車が2台、
キャラクターや動く仕掛けも有って、良い方に期待外れだった。
周りは何もない畑、キラキラ輝く光を演出するには、この何もない暗さが効果的だ。
  
 

昼間は誰もいなかった公園に、小さな子供2人と、若いママが来ていた。
「ワァ~~きれい!」子供のはしゃぐ可愛い声が聞こえてきた。
「そこに立って!写真撮るけん」ママがカメラを向けていた。

資金も、規模も、電球の数も、神戸のルミナリエの数10万分の1の、
小さな小さなイルミネーションだが、
名前だけはデッカイ!「ビック・クリスマスin市場」
ビックは、言い過ぎでしょう。
でも「こもうても、光の輝きは変わらんけんな!」
そう思った。




コメント
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