今朝6時に起床。
身支度を整え、何気なくTVを付けると、NHKの朝の体操が流れてきた。
「体操か?」
意図せぬ画面だったが、懐かしくて、一緒に手足を動かした。
冬は寒くて、外出も極力避け、炬燵で過ごす時間が多くなり、
当然、行動範囲も狭く、運動不足であることは否めない。
勤めていた頃は、電車の乗継や、階段の上り下りで結構足腰を使っていたし、
駅から会社までの20分の徒歩は、いい運動量になっていた。
掃除、洗濯などの家事だけでは、勤めていた頃の運動量には
程遠いのは分かっているが、
だからと言って、ウオーキングなどの運動はしていない。
TVの体操は、最初に簡単なストレッチ体操から始まる。
高齢者を対象にゆっくりしたテンポで構成されているそうだが、
リズムに付いていけないわ・・・・
前屈出来ないわ・・・・
片足に重心を掛けると、フラ付くわ・・・・
何とも不格好な様だった。
65歳は高齢枠に入っているが、自分では、もっと若いはずだったのに・・・。
油の切れた錆びた機械のように、身体の骨がギシギシと軋むのを感じ、
さすがにイケないと反省した。
さっき出来なかった前屈を何度か繰り返すと、指先が床に近づいて来る。
頑張れば出来るんだよ!
自分を励ましつつ、体操を続けた。
小学校の頃から慣れ親しんで来た体操である。
身体が全て覚えていて、自然に動くはずだが、どうも動きがワンテンポ遅れる。
それでも最後まで付いていくと、
たった10分の体操に、息が切れた。
運動不足と、体力年齢に気付かされ、大いに反省をした朝だった。