きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

4月の雨

2015-04-10 11:16:32 | 田舎日記
また今朝も、庭の木の葉に降る、雨の音で起こされた。

「よう降るなぁ~」
9時前に起きて来た、父の第1声である。
本当に‼︎

4月に入ってから、ほとんど雨か曇りで、
スッキリ晴れたのは2日だけだった気がする。

雨が降ると、買い物に行かれないので、
こう雨ばかりでは困る。

ミーコ(おばあちゃん猫)の食料も少なくなって来た。
決まったメーカーの缶詰しか食べてくれないので、買いに行かなければ…。
人間様の食料だって、
冷蔵庫の蓄えも、底をついて来て、献立に苦労していた。

曇りだったが、傘は要らなさそうだったので、
雨の上がっている間に、スーパーまで自転車で走って行き、
2往復した。

3日前から、寒の戻りで、しまって居た冬服を出して着ていたが、
昨日より、少し寒さが和らいだと言っても、4月で13.8度は寒かった。

この長雨に、桜はすっかり散り、
アスファルトにへばり付いた花びらは、無惨に変色し、
車や人に踏みつけられている。
数日前までは「きれい~~」と、見上げられ、賛美されて居たのに…。

少し感傷的になり、見上げると、そこには、もう新緑が芽吹き出していた。


この1週間で、山の景色も一変していた。
黒い山肌に、薄緑の新緑が、泡の様に湧き上がり、
それが斑模様になり、幾つもの山に連なっている様は、
爬虫類の肌の様で、
少し不気味に見えた。

もう少しすると、山一面が新緑に染まるのだろう。

4月は、春が行ったり戻ったり…
気ままであったり、春を待ちわびる心を、焦らす様であったり、
菜種を濡らす雨も、新1年生の足元を濡らしたりもする。
厄介なものだね。

そう思っていたら、
3月の風と4月の雨で、5月の花が咲く…。
きれいなことわざを見つけたよ。

雨も、また良し…とするか?










コメント
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