朝、Mちゃんから「お天気もいいし、車で連れて行ってあげるから、おとうさん、花見に行かへんで?」
と、電話をくれた。
「歳を取ったら、どこも行きたくないんや!」という父を、
「今日は暖かいし、桜も満開だから、行ったら楽しいよ!」と、
小さな子を諭すように、着替えを手伝い、出かける準備をした。
約束していた12時に、迎えに来てくれたMちゃんの車に乗せてもらうと、
さっき迄の事はなかったように、機嫌が良い。
お父さん、いつも外面は良いのだから‼︎
吉野川の支流、日開谷川沿いの1、5kmの桜街道には、
約400本近い桜が、
まさに満開を迎えていた。

車を停めてもらい、しばらく桜の下で休憩。
父は、相当機嫌が良かったのか、1人で桜の下を歩き出した。

やっぱり連れてきて良かった!
次は、若宮神社に。
神社の境内まで、少し急な坂が続くが、
杖を突き、休みながら登って行った。
こちらも桜が満開。

暖かい日差しと、青空と、満開の桜の下で、
買ってきたおにぎりを一緒に食べた。

そよ風に、早い桜は、チラチラと花びらを散らせ始めているのもあった。
桜を見ながら、坂をゆっくり降りて行った。

1時間半の短い花見だったが、父も、満足してくれたようだった。
毎年桜の花が咲く時期になると、
元気なうちに、花見をさせてあげたいと思い続けていたが、
やっと実現できた。
家まで、送ってくれ、
「元気だったら、また来年も花見に行かんでよ!」と、
Mちゃんに声をかけてもらい、
父は嬉しそうに、うなづいていた。
と、電話をくれた。
「歳を取ったら、どこも行きたくないんや!」という父を、
「今日は暖かいし、桜も満開だから、行ったら楽しいよ!」と、
小さな子を諭すように、着替えを手伝い、出かける準備をした。
約束していた12時に、迎えに来てくれたMちゃんの車に乗せてもらうと、
さっき迄の事はなかったように、機嫌が良い。
お父さん、いつも外面は良いのだから‼︎

吉野川の支流、日開谷川沿いの1、5kmの桜街道には、
約400本近い桜が、
まさに満開を迎えていた。


車を停めてもらい、しばらく桜の下で休憩。
父は、相当機嫌が良かったのか、1人で桜の下を歩き出した。

やっぱり連れてきて良かった!
次は、若宮神社に。
神社の境内まで、少し急な坂が続くが、
杖を突き、休みながら登って行った。
こちらも桜が満開。

暖かい日差しと、青空と、満開の桜の下で、
買ってきたおにぎりを一緒に食べた。

そよ風に、早い桜は、チラチラと花びらを散らせ始めているのもあった。
桜を見ながら、坂をゆっくり降りて行った。

1時間半の短い花見だったが、父も、満足してくれたようだった。
毎年桜の花が咲く時期になると、
元気なうちに、花見をさせてあげたいと思い続けていたが、
やっと実現できた。

家まで、送ってくれ、
「元気だったら、また来年も花見に行かんでよ!」と、
Mちゃんに声をかけてもらい、
父は嬉しそうに、うなづいていた。