きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

木彫りのレリーフ2日目

2016-04-06 22:51:43 | 木彫り
2日間彫って、ここまで‼︎


2日と言っても、
1日中彫っているわけでもない。

父の世話や家事が優先だから、
それが終わった合間に彫っている。

彫り出したら、結構、根を詰めて彫るのだが、
細かくて、なかなか進まない…が
コツコツ彫っていると、完成形が少しづつ見えて来て、
楽しい‼︎
それに、久しぶりに彫ると、やっぱり、木彫り好きなんだ‼︎…と、
再認識させられる。


だが、完成はいつになるだろうか?
今の時点では、予測もつかないが…
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96歳と95歳

2016-04-06 16:11:41 | 田舎日記
今日は、父の通院日だったので、
福祉タクシーに乗せてもらい、父に付き添って行った。

お天気は良かった。暖かい‼︎

日曜日に満開の桜に雨が降ったのは、もったい無い。
雨に当たらなければ、あと数日は、綺麗だっただろうに…

そう残念に思える程、
枝先までふっくらしていたピンクの花びらが、
色褪せ、痩せて見頃の美しさを失っていた。

明日も雨になりそうだ。
花散らしの雨になるだろう。
今年の桜も、今日で見納めかな⁉︎

花の命の短さを思った。

父が通院している病院に、親戚の叔母さんが入院していると聞いたので、
薬を待っている間に、お見舞いに行くことにした。

3階の名札の下がった病室に父と一緒に入った。
叔母さんは96歳、父より一つ年上だ。

寝起きだったようで、最初は父のことが判らなかったようだが、
父と気付くと、手をとって泣き始めた。

生きていれば、母も同じ歳…私ももらい泣きをしてしまった。
「はよ元気にならんと、あかんでよ」と、父が言うと、
「そうやなぁ~元気にならんとあかん!」と、泣きながら答えていた。

父の手を離そうとしない叔母さんと、ベットのそばを離れようとしない父。

長居は病人に悪いので、帰るよう父を促す。
「また来るけんな!元気にならんとあかんでよ‼︎」
「待っているよ、また来てよ」

病人の前では、父が別人の様に元気に見える。
見えるだけでは無い、まさに元気になっている気がする。

病室を出て、福祉タクシーで、家まで送ってもらう。

近所にいても、めったに会うことの叶わない96歳と95歳の高齢者の2人が、
病室で再会した。
そんな状況で無いと、会えないのも、悲しいものだ。




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