きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

キルト日本展を見に行く

2016-11-24 00:27:57 | 日記
暖かかった昨日とは一変して、
真冬のような寒さだ。

我が家に帰って来てから、ずっとバタバタしている。
染色も洋裁も準備をしているのに、仕掛ける時間がなくて、そのまま…

気にしながら、今日も朝から出かけていた。

阪神百貨店の8階催場で、23日〜29日まで
キルト日本展が開催されていて、
キルトの国際コンクールで入賞した作品ばかり79点が展示されている。


日本以外、海外の作品もあり、
その卓越した技術と独創性あふれる作品に圧倒された。


作品は、コンテンポラリー部門と、
トラディショナル部門に別れている。

コンテンポラリー部門の作品から見て回った。
これがキルト???
キルトのイメージを覆される程
奇抜な作品が多い!

布、糸、ビーズ、刺繍、
作品には、染色や手書きも施されていて、
神業か??…と、思うほど細かなキルティングや、ミシンステッチ
あらゆる技法が駆使され、それはもう、キルトの概念を突き破り、
布を使った絵画だ。芸術だ。

四角や三角の布を接ぎ合わせるだけが、キルトではないのだと知った。

チラシに印刷されていた作品『環』がグランプリ作品

濃い紺の布をはぎ合わせた背景に、花や動物や小さな昆虫がアップリケされている。


気の遠くなるような細かい細かい作業、
これを作り上げた根気強いキルターさんに大尊敬!
(私は、せっかちだからムリだわ〜

今、私も、香川の染色展に出品しているが、

あれで、良かったのだろうか???

こんなに、迫力のある、人を惹きつけ力のある作品を見てしまうと、
自分の作品が、如何にも薄っぺらく安っぽい作品に思え、
気持ちが落ち込んだ。

何が違うのか?
何を忘れてしまったのか?…
そんなことも分からない自分が歯がゆく思え、
自問自答していた。

いつも同じ??
いつも同じで良い筈がない!

挑戦することを忘れているのでは…
挑戦しないと前進などないのに…

帰り道、外は寒かったが、心は熱かった。
その熱が冷めないうちに、挑戦しよう










コメント
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