新しい染色法にチャレンジ

昨日は、HMさんが来られて、
先月の続きの染めをした。

先月は、Tシャツの下半分を縫い絞り、
縫い目の上に、浸染用防染糊を塗布していた。

昨日はここから…
Tシャツを、モスグリーンのスレン染料で地染めした。


浸染用防染糊は、熱湯に浸すとゴム状に固まり、染料を防染するが、
染色後、水洗いすると簡単に溶ける特殊な糊。

染色後、次の工程まで、ベランダで乾かす。
乾燥に時間がかかりそうなので、
続きは次回に…なった。

その間に、白いTシャツを染めることにした。

HMさんは、大胆にTシャツの袖下から脇の縫い代を切り、
1枚の布に広げた。

HMさんの発想には、いつも驚かされるワァ〜

このTシャツは、ステン棒で巻き、
リアック染料で刷毛染めをした。

ターキスブルーのリアック染料に、重曹とポリミンリキットを混ぜ、
刷毛で染め、

乾燥後に蒸し固着する。

蒸し固着法は、
ダッシュソーダーや、フィキサーテンの様な、
強アルカリ助剤を使わないので、

家庭で染めるなら、安全面からも良いかもしれない。

最近は、新しい染料や助剤が次々と開発されている。

使い方をさえ、しっかり覚えたら
また、新しい技法が増えそうだ。

ただ、新しい染料や助剤にチャレンジするには、
勇気がいるね。

HMさんの様な、失敗を恐れない大胆さが欲しいよ…