1月1日、新しい年が明けました。
喪中の私には、お正月らしいことのないお正月を過ごしている。
29日、父の1周忌の準備のため、
早目に田舎に帰ってきた。
寒いが穏やかな日だった。
通いなれた高速バス
見慣れた冬の風景…
昨年の冬と何も変わらない。
人の姿は見えないが、そこには正月準備に精を出す人達の生活がある。
白い湯気と、煮しめを煮る匂い…
ふと、
父が待っている家に帰るつもりでいる自分に気づき…ハッとした。
冬の景色も、正月を待つ風景も、昨年とは何もかわっていないのに、
自分の置かれている状況だけが、昨年とは違っていて…悲しかった。
30日には、息子が孫を二人連れてきて、預けて帰った。
悲しいとか…寂しいとか…感傷的な気分はここまで…
二人の孫に、振り回されている…が、
それが救いにもなって居る。
ここに居ると、
どこを見ても、何を見ても、父を思い出す。
昨年のカレンダーには、
妹と交替で介護するスケジュールが、ぎっしり書き込まれていて、
本当なら、このスケジュール通りに、この1年介護していただろうに…また涙する
昨年のお正月には、孫たちに嬉しそうにお年玉を渡していたっけ!
孫が言う「お年玉をくれて、おじいちゃんは、何日後に死んだん?」
「20日後だよ」
その時、孫も、私も、20日後に、永遠の別れが来るとは思っていなかった。
弟が、仏壇の世話をしてくれることになり、位牌も持ち帰って居るので、
父の家の仏壇には、父と母の写真しかないが、
仏壇の掃除をして、
庭の水仙を、花生けに刺し、
水を供えて、線香を立てて、手を合わした。🙏
「お父さん、ほら、孫たちがきて賑やかでしょう?
今年は、お年玉、あげられなかったね…」
喪中の私には、お正月らしいことのないお正月を過ごしている。
29日、父の1周忌の準備のため、
早目に田舎に帰ってきた。
寒いが穏やかな日だった。
通いなれた高速バス
見慣れた冬の風景…
昨年の冬と何も変わらない。
人の姿は見えないが、そこには正月準備に精を出す人達の生活がある。
白い湯気と、煮しめを煮る匂い…
ふと、
父が待っている家に帰るつもりでいる自分に気づき…ハッとした。
冬の景色も、正月を待つ風景も、昨年とは何もかわっていないのに、
自分の置かれている状況だけが、昨年とは違っていて…悲しかった。

30日には、息子が孫を二人連れてきて、預けて帰った。
悲しいとか…寂しいとか…感傷的な気分はここまで…
二人の孫に、振り回されている…が、
それが救いにもなって居る。
ここに居ると、
どこを見ても、何を見ても、父を思い出す。
昨年のカレンダーには、
妹と交替で介護するスケジュールが、ぎっしり書き込まれていて、
本当なら、このスケジュール通りに、この1年介護していただろうに…また涙する

昨年のお正月には、孫たちに嬉しそうにお年玉を渡していたっけ!
孫が言う「お年玉をくれて、おじいちゃんは、何日後に死んだん?」
「20日後だよ」
その時、孫も、私も、20日後に、永遠の別れが来るとは思っていなかった。
弟が、仏壇の世話をしてくれることになり、位牌も持ち帰って居るので、
父の家の仏壇には、父と母の写真しかないが、
仏壇の掃除をして、
庭の水仙を、花生けに刺し、
水を供えて、線香を立てて、手を合わした。🙏
「お父さん、ほら、孫たちがきて賑やかでしょう?
今年は、お年玉、あげられなかったね…」