7日、父の一周忌の為、香川の息子家族と一緒に、父の家に戻って来た。
母の十七回忌が今年の8月なので、一緒にする事にした。
(母が亡くなって17年、早いなぁ〜)
身内だけの集まりだが、父を偲び、母を懐かしみ…法要は粛々とおこなわれた。

父は生前(2016年7月)にDVDを撮影していた。
しょうけい館…知らない人が多いだろう。
しょうけい館(戦傷病者資料館)
戦傷病者とその家族の、戦中、戦後に体験した、
さまざまな労苦についての証言、歴史的資料、書籍、情報を展示し、
後世代の人々に、労苦を知る機会を提供する、
厚生労働省が設置した国立の施設、
戦傷病者は、高齢になり、生存者は少なくなっている。
2016年に、徳島で生存されている人は5名
父も、その中の一人だった。
2016年の7月に、しょうけい館の人が自宅に来てくれ、
父の部屋に、カメラやライトが設置され、
父は、戦争の語り部として、
時には笑顔で…時には苦しみで顔を曇らせ…言葉を詰まらせ、
インタビューに答えていた。
無口だった父は、敢えて、私たちに苦労話を聞かせる事をしなかったので、
何も知らなかった私は、
この時、左目の視力を失った父の苦労を知った。
DVDを撮影した時、
この6ヶ月後に亡くなる事など、微塵も感じさせない程、元気だったのに…
2016年年7月に撮影、
その1年後の2017年に、しょうけい館から撮影されたDVDが、送られた来た。
その時、父はここには居なかった。
奇しくも、このDVDが、父の形見となってしまった。
DVDの中の父は、戦後の苦労を乗り越え、
穏やかな、笑顔を残してくれている。
最後に父の枕元に駆けつけた時は、意識がなく、
声をかけても、言葉が無かったが…
DVDの中の笑顔は、
最後まで自宅で介護した私達に残してくれた、
感謝の笑顔に思え
救われた。
母の十七回忌が今年の8月なので、一緒にする事にした。
(母が亡くなって17年、早いなぁ〜)
身内だけの集まりだが、父を偲び、母を懐かしみ…法要は粛々とおこなわれた。

父は生前(2016年7月)にDVDを撮影していた。
しょうけい館…知らない人が多いだろう。
しょうけい館(戦傷病者資料館)
戦傷病者とその家族の、戦中、戦後に体験した、
さまざまな労苦についての証言、歴史的資料、書籍、情報を展示し、
後世代の人々に、労苦を知る機会を提供する、
厚生労働省が設置した国立の施設、
戦傷病者は、高齢になり、生存者は少なくなっている。
2016年に、徳島で生存されている人は5名
父も、その中の一人だった。
2016年の7月に、しょうけい館の人が自宅に来てくれ、
父の部屋に、カメラやライトが設置され、
父は、戦争の語り部として、
時には笑顔で…時には苦しみで顔を曇らせ…言葉を詰まらせ、
インタビューに答えていた。
無口だった父は、敢えて、私たちに苦労話を聞かせる事をしなかったので、
何も知らなかった私は、
この時、左目の視力を失った父の苦労を知った。
DVDを撮影した時、
この6ヶ月後に亡くなる事など、微塵も感じさせない程、元気だったのに…

2016年年7月に撮影、
その1年後の2017年に、しょうけい館から撮影されたDVDが、送られた来た。
その時、父はここには居なかった。
奇しくも、このDVDが、父の形見となってしまった。
DVDの中の父は、戦後の苦労を乗り越え、
穏やかな、笑顔を残してくれている。
最後に父の枕元に駆けつけた時は、意識がなく、
声をかけても、言葉が無かったが…
DVDの中の笑顔は、
最後まで自宅で介護した私達に残してくれた、
感謝の笑顔に思え
救われた。