きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

Kさんと4時間も!

2021-04-20 22:47:00 | 手芸
昨日の午前中に
風呂敷バックを注文してくれたMさんが取りに来てくれ、
「明日 出かけるので、使わせてもらいます」…と気に入ってくれて
嬉しかった。

お昼に、マスクを注文してくれたKさんと、
駅前のショッピングセンターで待ち合わせ、昼食をご一緒した。

Kさんは、二十数年前、木彫りや染色を習いに来てくれていた。

それ以来の長いお付き合いで、
最近は、たまにしかお会いしないが、
私が心を許せる数少ない友人である。

Kさんは、多趣味な人で、何でも出来るが、
特に細かい作業が得意で、

細い糸を使ったタティングレースや
クロスステッチなど、
繊細で細かな作業を見事にこなす。

私も細かな作業は好きだが、
Kさんとは違い、
数えながら…とか、
計算しながら…とかは、苦手で、

どちらかと言うと、
ただ、黙々と何も考えずにする方が、
性に合っていてようだ…

彼女が今習っているモラ刺繍を見せてもらったが、
その細かな丁寧な針目を見て、

一緒に習おうと誘ってもらったのだが、

それを見たら、私にはムリ…と
直感で悟った。


そのモラ刺繍でバックを仕立てて欲しいと頼まれていたので、
昼食後、手芸店で必要な材料を買い足した。

緊急事態宣言が、また出されそうな状況だったので、
スーパーも、フードコートも
人出が少なかった。


コロナ禍で人に会えないが、

自分には少し先に目標があり、
いつもする事がある…から大丈夫だと思っているが、

外出しない日々が一年以上続くと、
足腰も弱まり、少し歩くと息も切れ、
体に大きな変化を感じている。

変化は体だけではなくて、
心にも…
コロナ鬱ほどではないが、
ネガティブになり、余計な心配をしてしまう。

Kさんはに会って、胸に溜まっていた
老いていく不安や淋しさを、

恥ずかしげもなく、気負うこともなく
さらけ出すように喋ったら、
心が軽くなった。
気がつけば、4時間も付き合ってもらっていた。

そのKさんから預かったモラを
早速、今日からバックに仕立て始めた。




今日、する事がある。

それって、幸せですね。









コメント
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