10月1日…中秋の名月
お天気が良かったので、キレイに見られた。
暗い空に煌々と輝く、大きく丸い月。
穏やかで平和なのに、
そこから見下ろす世界は、
今コロナウイルスに汚染されている。
遠い昔から、人々はこの月を愛で、
その下で酒を酌み交わし詩歌を読み、
管弦や舞を楽しんでいた。
どれだけの人が、この月に癒されてきたことか…
だが、今年はちょっと様子が違う。
毎年開かれる観月会も中止され、
人々は、ひっそりと月を見上げている…
それでも、願いは一つだろう。
早くコロナウイルスが終息しますように…と。
そもそも、お月見は、
農作物の豊作と収穫を感謝する行事らしい。
お月見団子とすすきを供え、
月に感謝して手を合わす、
風情ある行事だ。
私には、
お月見団子もすすきも用意できなかったが、
ベランダで、
酒の代わりに、熱々のコーヒーを飲み、
去りゆく夏と、秋の訪れを感じ…ながら、
🌕🌾
一人、しんみりと月を愛でている。
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