きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

宮水学園「落語にしひがし」生の落語初体験

2019-12-12 16:31:00 | 生涯学習大学
空一面を白い雲が覆っている。

ベランダから下を見ると、

街路樹は、早々と冬支度か?
葉も枝も刈り取られ、
丸裸で並んで立っている。

それが余計に、寒々しく感じさせていた。

今日は、生涯学習、宮水学園、教養コース

「落語 にしひがし」
講師は、天満天神繁昌亭、
支配人の恩田雅和さん

最初に、
恩田雅和さんから、
落語の歴史や発祥地、
上方落語と江戸落語の違い等を、
教えていただいた。

定席とは、年中無休の寄席小屋のこと。

上方には、天満天神繁昌亭と、新開地喜楽館の2ヶ所しか無い。


江戸には、4箇所ある。

落語家も、上方は270人に対して、
江戸はその倍は居るそうだ。

漫才は上方、
落語は江戸…って事かな?

上方落語と、江戸落語の大きな違いは、
落語をするときの道具

落語は、扇子と手拭いを使うが、

それ以外に、
上方落語には、見台、膝隠し、小拍子を使う。
それは、江戸落語には無い。

そう言えば、
TVで見た時、
座布団の上に座って落語をしている姿は、よく見ていたが、

膝の前に、机があるときと、
何も無い時があった…

そんな大きな違いも、
気付か無かったし、疑問にも思わなかった。

ボーッと生きてるんじゃないよ!
チコちゃんに怒られそう

TVで見る機会が少ないが、
昨今、女性の落語家も、増えている…そうで、
それは嬉しい傾向だな…と思う。

その言葉通り…
この後、落語を聞かせてもらったが、

前座は、女性の落語家、
大川亭さくらさん

もう一人は、
笑福亭鶴瓶さんの弟子の、
笑福亭純瓶(しょうふくていじゅんぺい)さん、

定席では、
前もって演目は決めずに、
客の顔を見て、その時に決めるそうだ…と、聞いて

70代80代のシワクチャの顔と、
髪の毛の寂しくなった禿頭を前にして、
さて、さて、
どんな演目か?…
非常に気になった。

前座の女性落語家は、
素人だそうだが、
さくらFMのラジオパーソナリティをされているそうで、
流石に話は流暢…

「私にとって、明日は非常に特別な日…
誕生日!誕生日は、誕生日でも…
ここまで話した時、会場から

「還暦!」(爆笑)

「そう!嫌でも、皆様の仲間入り…」
と、会場を沸かせた。

素人でも、昨年、「ちりとてちん」で、
グランプリを獲得したそうだ。

二人目の笑福亭純瓶さんは、流石にプロの噺家。
鶴瓶さんの13人いる弟子の上から3番目だそうだ。

落語と昔話の元は同じだそうで、
昔話の「鶴の恩返し」が、落語になると…

「助けてもらったお礼に、機を織りますので、絶対に覗かないでください」…

ここまでは同じ…

あまりに静かなので、おじいさんが覗いてみると、
部屋の家財道具がスッカラカン…

鶴は、泥棒だったと言う結末…

面白かった。

今日は、
生の落語を初体験

楽しませてもらった、

来年、芸術コースの校外学習で、
新開地の喜楽館に落語を聞きに行く。

楽しみ…また、増えた。



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