きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

真っ黒に染めるのは難しい

2017-07-21 07:16:15 | 染色
黒い生地が欲しくて、近くの手芸店に行ったが、
手芸店では、生地の品揃えも少なく、
欲しかった黒も無かった。

仕方ない、染めるか‼︎

タンスの中から、木綿の生地と、もう1枚 麻混の生地を探し出した。

使う染料は、スレン染料

染料の量は、
淡い色で布の重さの1%以下
中間色で1〜2%
濃い色で3%〜5%
が、濃度の目安となる。

今回は、真っ黒に染めたいので、5%使用した。

布の重さが200g→染料は10g

20分、ムラにならない様に、
丁寧に液中で布を動かしながら染める。

真っ黒に染まったと思っても、
乾いて見ると、思った様な真っ黒にはならなかった。

木綿より、麻混の方が染め付きが悪く、
2回重ね染めをしたが、染まらなかった。

左が木綿 右が麻混

真っ黒に染めるのは難しい

以前に、黒に染めるのは、下に赤を染めて、
黒を重ね染めするのだと聞いたことがあり、

その事を、京都の染色作家さんにお聞きしたら…
「それは昔の話し」だと、笑われた。

今は染料も良くなったので、黒く染まるそうだが…
生地によって、染まり方に違いが出る様だ。

やっぱり真っ黒に染めるのは難しい


既製品の布の様に、真っ黒には染まらなかったが、
手染めには、手染めにしか出せない色彩のニュアンスが有る気がする。

これはこれで、いいでしょう。

早速、ブラウスを縫った。

白いワイドパンツとコーディネート


腰の紐を前で結んだり。



後ろで結んだり

真っ黒より、むしろ、これで良かったよ。
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100円映画「男はつらいよ」

2017-07-19 23:35:01 | 映画
予約していた、胃の内視鏡検査を受けに、
朝から自転車で出かけた。

まだ、8時半なのに、暑い!暑い!
なんて暑さだ‼︎

昨夜から、水一滴も飲むことを許されていないので、
体の中は、もはや脱水状態

胃の検査の前に、倒れそうだよ。

検査結果は1週間後
何もないことを、祈る

午後から、この暑さの中、100円映画観賞に行った。

元気じゃん!
この分なら、検査結果も大丈夫でしょう。

今月は、男はつらいよシリーズ48作中、
40作の『寅次郎サラダ記念日』

焼け付く様な暑さの中、自転車を漕いで走ったが、
途中で、引き返そうかと思う程、暑かった

そんな暑さのせいか?
上演会場は、人がまばら…

この40作の『寅次郎サラダ記念日』は、1988年12月封切り
寅さんも、マドンナの三田佳子さんも、三田寛子さんも、
みんな若〜〜い!

当然、山田洋次監督の人情喜劇だから、笑わせる場面はいっぱい有るが、
ホロリと泣かせる事も忘れてはいないね。

駅で知り合った一人暮らしのおばあさんの家に、
寅さんは、誘われ行く。
そこで、おばあさんが重い病気であることを知る。

入院を勧める病院の車が、迎えに来るが、
おばあさんは、
「病院に行きたくない、この家で死なせて欲しい」と、
懇願する。(泣ける〜〜

説得され、病院の車に乗るが、
出発前に、
自分の住み慣れた家をじっと眺め、
「これが見納め」だと、手を合わす。
(私、泣く泣く

最近特に涙もろくなって…
お年寄りを見ると、父と重なって…泣ける。

結局、おばあさんは、家には戻れないまま、
病院で亡くなるのだが…

人生の最期
どうしてもらうのが幸せなのだろうか…
どうしてあげるのが幸せなのだろうか…と、

考えさせられた映画だ。


そして、
この映画から8年後の1996年8月4日
27年間、フーテンの寅さんを演じ続けた渥美清さんは、
癌で亡くなった。

1995年12月
最後の48作となった『寅次郎紅の花』が封切られた
8ヶ月後のことだ…

渥美清さんにとって
人生の最期の幸せは、
寅さんを演じ切ることだったのでしょうね。














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みんなの手作り作品展

2017-07-18 18:47:47 | 日記
大阪に行く用事があったので、
帰りに、阪神百貨店で開催されている
「みんなの手づくり作品展」を見てきた。

前期と後期に分かれていて、

前期が7月12日〜15日
後期が16日〜19日までと、なっている。


今年は、時間があるので、
前期も後期も見に行ってみた…が、

前期はアクセサリーが多く出店されていた。
その中で、気になったのが…

昆虫や、蝶の羽や、孔雀の羽を、樹脂で固めたアクセサリーのお店。

グリーンや青の模様が綺麗な昆虫のアクセサリーは、
綺麗な色だけど…

本物の昆虫を首には付けるには、勇気いるわぁ〜〜
みんなの話題にはなるでしょうが…

若いお兄さんが、一生懸命説明してくれ、
その情熱には感動したけど…

ごめんなさい🙇‍♀️
買わずに帰って来ちゃった。


後期は、着物を洋服にリホームした作品や、
和物のバックが多く目についた。

着物のリホームも、少々見飽きたって言う感じ…

もっと、新鮮な驚きが欲しいよね。



用事を済ませての帰りで、
すごく疲れていたので、会場をぐるっと回っただけ。

足を止めて見る様な作品も無かったので、
そのまま帰ってきた。

販売されている作品にも、
レベルの差があるのが気になった。

手作り展だから、手作り感がある方がいいのかな???

でも、自分でも作れそう…と、思ったら、
お金を出してまで、買わないよね。

これ、手づくり? 凄い‼︎…と、
思う作品に、
来年は、出会いたいね。






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素盞嗚神社夏祭り

2017-07-17 07:52:18 | 日記
昨日、「お神楽の券があるけど行かない?」と、
素盞嗚神社の夏祭りに、誘ってもらった。

甲子園の祇園祭とも称され、
毎年この時期に行われている。

素盞嗚神社は、別名「タイガース神社」とも言われ、
阪神タイガースの選手やファンが必勝祈願に訪れる有名な神社。

境内には、元監督の岡田彰布氏の野球塚や、
星野仙一氏のボールのモニメントがある。

神社は、300年余の歴史があり、
現在の社殿は、昭和20年の阪神大空襲で焼失し、
戦後再建されたものらしい。


神社が近くなると、人数も多くなり、警備の人が出るほどの賑わい振り。


境内には、夜店もたくさん出ていて、
浴衣を着た子供達で大混雑。





茅の輪をくぐり


本殿に入り、お神楽を受け、
疫病、魔除け、厄除けの祈願をした。

後で気付いたが、

一月に父を亡くし、1年間は喪中なので、
神社の鳥居をくぐってはいけないと、言われていた。



調べると、鳥居をくぐってはいけないのは、
忌中の五十日だと分かり、一安心。

今年前半、悲しいことが続いたが、

これで、良いことがあります様に







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訃報の知らせが

2017-07-15 21:35:05 | 日記
暑さしのぎに、スーパーに出かけ、
ウロウロして、
夕方になって帰って来た。

郵便ポストに、投げ込まれた広告の中に、
1枚のハガキが挟まっていた。

差出人は、私の友達の名前では無かった。

誰だろう?

印刷された薄墨の活字を目で追って…
ハッと、息が止まった。

母、〇〇去る六月三十日に八十八歳の生涯を閉じました。

間違うはずのない、
忘れるはずのない人の名前を見つけた。

3年前まで、我が家に染色のお稽古にきてくれていたWさん。

古いブログを調べてみると、
2014年1月27日が最後のお稽古だった。

次の月のお稽古は、
「寒いので出掛けるのも大変だから、少し暖かくなるまでお休みします」と、
電話があった。

その時は、お元気で、高齢を感じさせなかったが、
八十五歳だったんだね。

少し足を悪くされていて、
キャリーバックを、杖代わりに押して来られていた。

いい人だった。
ずいぶんお世話になった。
20年来のお付き合いだったね。

私と同じ歳の息子さんが居られ、
私も母の様に思って、お付き合いをさせてもらっていた。

しばらくお電話をしていなかったが、
お元気で居られると、思って居たのに…。

六月三十日は、同級生が亡くなった日と同じ日だ。

今年、半分過ぎたばかりなのに、悲しい別れで、4回泣いた。

wさん、安らかに…

さようなら…

ありがとう…
















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