今日はお隣の町で池上彰さんの講演会がありまして家人と聞きに参りました。
お題は「伝える力」で1994年から11年間に亘ってNHKの子供ニュースですか、そういう子供達と一緒の番組を作っているとき、子供達に分かりやすくニュースを伝えることの難しさを話されました。
確かに、私も家族に自分の考えをロクに伝えていないし、ましてや他人に自分の考えを正しく伝えることはとても難しいことはよく理解できます。
子供のように、率直に分からないことを分からんと言ってくれたらまだしも、例えば職場の中では往々にして問いただすことをしないで、分かったフリをして仕事を進める人がママいました。
正しく自分の考えを理解してもらうことは大変難しいことです。
相手の身になって、相手が頭の中に絵を書けるように、考えて話さないといけないそうです。
最後に質疑応答になって、小中学生からも年配の人からも質問が出て、適切に、懇切に説明されました。
立派な方です。
そして、年金の質問に絡めて(質問者は中一の男子)の答えの後での話が良かったです。
歳をとっても好奇心を失わないようにすること!
学習する心を持っていないと年寄りになってしまう、というお話でした。
ごもっとも。
年寄りとは言われたくない。
肉体的にも、特に精神的にも。
最初、寒い寒い外で行列して並んで入場しましたから、席に座って開演を待っていたら眠くなってしまいました。
ところが、お話が始まったら、面白くて、眠気が覚めてしまいました。
池上さんは今日はボランティアだそうです。
高校は大泉だそうですが、昨年の同窓会でこういう催しに出るように頼まれての講演だそうです。
NPOのハンディキャップサポート、ウーノの会の人が同窓生だった縁です。
良い講演でした。
藤原正彦「祖国とは国語」読了。
前にも申しました。
藤原さんとは波長が似ているんでしょう。
サラッと読んでしまいました。
まあ短編モノというか、新聞雑誌への投稿モノ、エッセイと言うものだからでしょう。
国語教育絶対論、英語第二公用語論に、等々、日本人が大切にすべきことは何かと感じさせてくれる。
秩父で荒川の真ん中に鷺がいました。
御岳山から直ぐ近くに見えた両神山。