あきまさブログ

日々平安なれ

図書館のはしご

2012-08-21 | 日記
「はしご」は高いところで作業するところに使う「梯子」ではなくて、
「はしご酒」のように場所をかえていくこと。
今お付き合いがあると申しますか、利用者カードを持っている図書館は四つ。
そのうちの三つの図書館から予約していた本が届いている、と連絡が参りました。
それで、図書館を三つ廻ったわけです。
いずれも女性の作品。
宇江佐真理さん、松井今朝子さんと糸山秋子さん。
ちょっと作品のひとつを読んでみたら面白そうだ、と思って予約したものです。
今日も暑くて自転車で走っている少しの間で日焼けしてしまうか、と心配するほどです。
一ヶ所に着いたら休憩します。
いつもの図書館では血圧測定。
135の84で脈拍が103。
血圧はまずまずとして脈拍がですねー。
図書館を出るときですよー、そんなに走った後じゃありませんのにねー。
激しい運動をしたわけでもないのに脈は速いです。
僕の先生は、気にするな、と言いますが気になります。
というように図書館ごとに休憩して回ります。
そのときにチラ見した本を借りてしまいます。
藤沢周平の「三屋清左衛門残日録」です。
余り読んでいない作者で、四つ五つくらいしか読んでいないと思います。
ちらっと読みますと短編集で人情味豊かな作品。
白石一郎の十時半睡ものに似ている。
隠居した藩の重役が、持ち込まれる事件を解決していく。
どちらが先か知らないが、何れも面白い。
最後の図書館、初めて行った隣の市、武蔵野市中央図書館でゆっくりしました。
ゆっくりできるほどの、ゆったりしたつくり。
蔵書もたくさん、座るところもたくさん。
夏休みですから学生さんもたくさん。
うとうとしている年配の方もチラホラ。
夕方になったつもりで帰ってもまだ暑い日でした。

道々の桜の木に張り付いたせみ。


まだ大きな変化のない山法師。


芙蓉。


ちょっとピンボケ。




カルチャー教室飛び込み参加

2012-08-20 | 日記
今朝は未明に目が覚めて、目の中が痛い痛い。
以前もあった原因不明の痛いの。
しばらく痛い。
我慢しているうちに寝てしまう。
朝、起きても目の奥に異物がゴロゴロしている感じが取れない。
それでもテレビで高校野球を観て、新聞・本を読んで過ぎていく。
昼ごろまで違和感があるまま。

今野敏「任侠学園」読了。
二回目かな、初めてかもしれないがワンパターンなストーリー。
高校建て直しに任侠道の人が主役となって大活躍。
生徒は荒れて、割られたガラスで足の踏み場もない校舎だったのをどう変えて行くのか?
変るのか?
痛快ものです。
勧善懲悪ものと言いましても、大した悪ではありませんでした。
何も考えなくて2、3時間は過ごせます。

夕方にデパートのカルチャー教室目指してお出掛け。
会社の同僚が5月から出席していて、お楽しみ体験教室があるよとのお誘いにのったもの。
デパート。


ついでに日本橋、又かと言われそう。


これは阿吽の阿です。


これは裏側の吽像。


デパート玄関には金魚。


ガラス面に水が流れているそうです。


講義から始まったが入門編と初級編を左右同時にやっている。
意外と自分の聞く方だけが聞こえている。
講義の後、応用問題を解くのですが、六問中二問の正解、参った。

その後、交流対局。
もとの同僚と対局するかと思ったら手合いの近い人同士。
三段の方でしたから三つ置いてもらいます。
最初はなかなか本格派。
石が多くなってくると、ちょっとソフトのように打ってくる。
要するに石の競り合いを避ける様子。
碁は勝とうと思ったら、相手の嫌がるように打つべし。
地の取り合いではなくて、石のせめぎ合いに持っていって勝ってしまった。
聞くと、この教室で10年やったという模範生。
と言いましても40年配。
余り他で打っていない様子でした。
久し振りの教室で新鮮でしたが、
もう一回というのは?でした。



豚キムチも旨し

2012-08-19 | 日記
昨日、赤ちゃんが来ていました。
ババが遊んでくれるのが楽しいんでしょう。
ちょっと遊びたいと「ババ、ババ」と呼びつけます。
原則として赤ちゃんの命ずるとおり。
台所も放っておいて相手します。
だから居る間中は一緒に遊んでいます。
赤ちゃん、昨日は寝不足だったのでしょうか?
早めの夕ご飯を食べ始めたけれど目が開けていられない。
目を閉じてしまいながら、ご飯を口に持っていくと開けて食べます。
そのうち口も開けられなくなって寝てしまいました。
まるでスイッチが切り替わるように「寝るモード」です。
自分もそんなんだったような記憶があります。

暑いんですが今日は少し和らいだ気がします。
ほんの少し。

糸山秋子「豚キムチにジンクスはあるのか」読了。
この前読んだ作品は肌合いが合わなかったからかと、再度挑戦。
Hanakoに一年間連載した料理ものエッセイ。
これはそこそこ面白い。
しかし、料理そのものは池波正太郎とか檀一雄の書いたもののように、作って食べてみたいと思わなかった、
というのが私の本音。
だってデパ地下の惣菜を買ってご飯と炒めてチャーハンにして食べてるんです、何種類も、信じられない。

原稿締め切り前には書くテーマとして考えたものばかり作って食べて大変だったようで、このため一年で太ってしまったようです。
連載延長の依頼がきたとき断ってしまったそうです。
また、個人的なこともチラホラ出てきました。
学生のとき、父親の講義を受けたというだから父は早稲田の先生なのか?
この連載のときは高崎のアパートを二部屋借りていたようです。
そして、現在新たに連載を始めた小説現代の書いたのによると高崎に家を建てたようです。
そんな個人的なことが料理の話より興味深かった。

うちは豚キムチを作ったことがないんじゃないかなあ?

昨日の近所の写真。
烏瓜の花。




朝顔。
朝顔も少なくなりました、とおばさんに話しかけたら、毎年咲かせていますよ、と言われました。




とうがん。
プライバシーをそんなに犯さないように注意して・・・




ホタルブクロ

2012-08-18 | 日記
今朝、会社時代の友からメールが届きました。
軽井沢の別荘に来ているんです。
家庭菜園を楽しんでいるようで、トマト、とうもろこし、パプリカを作ったけれど、とうもろこしをイノシシにやられ、パプリカは赤や黄にならないそうで苦労しているようです。
りんご、ブルーベリーももう少し時間が掛かるんでしょうね。
イノシシが出るんですね。
嫌ですね。
山でイノシシに会ったのは芦屋のロックガーデン。
子連れのイノシシが山歩きしている我々の近くをノソノソしていました。
危険ではなかったですが嫌ですね。
しかし、自然が間近なのですから羨ましいです。

いただいた写真はホタルブクロ。
庭に咲いているようですが、ちょっと広そうです。


昨日、一昨日のブログのお題ですが、Aさんのコメントにあるとおりです。
入場券を買うのに行列していたとき、関係者がチラシ兼ウチワを配ってくれて使っていました。
それに使っているのが、国立西洋美術館で開かれているベルリン国立美術館展で目玉とされているフェルメール作「真珠の首飾りの少女」です。


そして、こちらは東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」の入場券で、当然、「真珠の耳飾りの少女」が使われています。


そして、一昨日帰宅してブログを書くときに混同してしまった、
と思います。
長い言い訳でした。

乃南アサ「禁猟区」読了。
二回目かな。
全四話の本ですべて警視庁監察課の女性が主人公。
当然ながら内部の警察官の過ちを摘発していくお話。
・婦警さんがホストにはまって恐喝、詐欺、収賄
・ガンに効くとの民間薬をやくざと一緒に販売する
・時効寸前の容疑を固めるために証拠品の捏造
・主人公である監察課員女性へのストーカー行為
と面白いお話です。
最近全国で同様の話題が出ているのですがこの本は2年前の刊行です。

警察官とか先生は聖職者と言われていたと記憶します。
いつごろからこんな時代になったのでしょうか。
しかし、同級生とか、その前後の人がそういう職業に就いたとき、オイオイあいつが先生か?と思ったものでした。
そういう気持ちが出るようではいけませんね。



首飾りじゃなくて「真珠の耳飾りの少女」でした

2012-08-17 | 日記
昨日題名として書きました「真珠の首飾りの少女」は間違いでした。
フェルメールの絵は「真珠の耳飾りの少女」でした。
暑かったせいでしょうか。

その暑かった上野の公園。


上の写真の真ん中に立っているのはスカイツリー。


上野公園の入り口にあった蛙。
一生懸命水を吐いていました。
右に上がっていくと西郷さんの銅像が立っています。


今日も暑くて家に居ました。
国ちゃんのコメントのお題の「酷暑」そのままです。

松井今朝子「今朝子の晩ごはん」読了。
松井さんはお名前だけは存じ上げていましたが本を読んだのは始めて。
江戸時代の小説を書く人と思っていました。
そのとおりなんですが、そもそもは早稲田の演劇学科を出て松竹に入って歌舞伎の脚色演出に携わった方だそうです。
吉原手引き草で直木賞受賞です。
その方が毎日の晩ご飯をブログに書いていたものをまとめた本。
QPとしょっちゅう出て来ますが、キューピー三分クッキングの料理を作って食べているのが多いんです。
その次に多いのが東急の東横のれん街で買ってきたお惣菜とかお弁当・・・これは乗馬の後に買って帰るのが多い。
驚くのは毎月演劇を何本も観ていること。
映画も観ています。
それと、
石原知事は大と付くくらい嫌っているし、自民党全般を嫌いのようだ。
この本の頃の首相の安倍さんも「美しい国」を大言壮語しているうさんくさい人として笑われている。
ましてや、民主党については、反自民とか反石原だけで人材がなく古ぼけた野党精神で民心は動かないぞ、と喝破されている。
政治家については石原さんを含めて当たっている。
毎日の夕食の紹介も面白いのですが、色んなご意見も面白く読めました。

昨日の空、秋の雲でしょうか。