↑ 快適に走る 今回の準新幹線~「動車」の旅
↑ まだまだ新しい駅構内では工事中の箇所が沢山・・・
↑ やっと長春駅へ(新幹線駅とは勿論離れています)
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◆ 北京発13:51発 D101次 長春西駅迄 1001キロ 266元の旅
やっと購入できたのが、いわゆる(準)新幹線、D車と言われる列車でした。
夜行列車や午前発の切符は完全に売切れでした。特に、運賃も安い寝台車、
夜行列車は今月末まですべて売切れの状態です。
今回、当初、東北のハルピンより更に北上し、内モンゴル自治区方面へと
北上の旅を計画していたため、切符そのものはハルピン西駅まで購入して
おきました(約300元分)。
★ 列車へ乗り込むと、隣の学生が「あとから友達が来るので、この席の
代わりに2つうしろの席へ移動して頂けないですか」という呼びかけが
あったため、即OKし、うしろの方へ移りました。
▼ やってきた、隣の新しい客とは~以外にも 同業?!のガイドさんです!
出発してから4,5分後、大きな荷物を3個抱えてやってきたのは、まだまだ
若い女性の方でした。 出発間際にホームから列車へ飛びこみ、一番後ろの
方の私たちの車両に移動するには、確かに、荷物3個を抱え社内異動する
には数分かかります。
よくよく聞いてみると、昨年末に北京の旅行専門学校を卒業し、ハルピン出身
の、まだ仕事を初めて半年が過ぎたばかりのガイドさんでした。
北京市内を中心とした、国内専門のがいどさんで、ゆくゆくは海外の資格もとり
国外へ行ってみたいということでした。
▼ 身分は不安定で、旅行会社と契約の専属のガイド派遣会社~一応、大手の
旅行会社の子会社になりますが~確かに身分は不安定で、低い基本給、歩合制
で、仕事がなければ自宅待機、または長期の「休暇」となり、特に、閑散期の冬の
期間は田舎にて待機ということでした。
朝早くから遅くまで、まさに客の世話と旅の水先案内人として駆け回る姿は大変
です。そして時間管理もなく、(日本のように、時間管理の在り方を巡り、組合問題、
訴訟問題になったりするケースもありますが)、ここ中国では、クビを切るのも切られ
るのも比較的簡単なため、本当に身分は不安定そのものです。
人頭税や、土産の問題、重労働の実態等も聞いみたかったですが、まだまだ勤めて
半年ということでしたので、今回は将来性のある仕事と、旅の苦労話等をしながら、
あっという間の6時間、長春西駅までの 準新幹線の旅でした。
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今月つながった、開業したばかりのこの北京~ハルピン間ですが、私も、目的が急に
変わって、一歩手前の長春西駅で下車しました。
写真のとおりこの駅も、開業したばかりとあってか、まだ校内には工事中のところも
ありましたl
ここから、本来の長春駅まで、既に公共の路線バスはなく、仕方なく、他の一般客と
一緒に割り勘で 30元の長春駅までのタクシー旅行でした。 乗ること約20分余。
決して安い金額ではありません。
◆ 以前の長春駅~表玄関は すべて工事中~
切符売り場、、乗車する場所もすべて駅の北口(無料バスで約5分あまり)、歩くに
はかなり駅まで[表玄関)まであります。
こんなところも気をつけましょう! 中国内では、3カ月も過ぎると、状況が一変します。
駅も全くなくなり、乗り場も変わり、駅前状況が一変する場合もあります。
北京~長春 約1000キロ。 東京から博多とほぼ同じくらいの距離です。
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