お金の値段は世間が決め、物の価値は自分が決める
お金の値段は世間が決める100円でどの程度購入できるかは、世間きめることで状況によって変動する。
物の値段は、そのときの需要と供給の関係から決まるだけである。
少なくて珍しいと高い値段が付き、十分に供給されていると安い値段が付いてしまう。
つまり、価格は常に不安定であり、その時の変動相場である。
しかし、物の価値は世間が決めることはなく、自分が決めることである。
自分の価値観は、世間の風潮には関係なく、必要性の強弱によって価値が決まる。
例えば、1,500円の本の値段は、世間が決め、社会が決めている。
その本の値段を安いと感じるか、高いと感じるかは、個人の本に対する価値観によって違う。
つまり、値段は変わらないが、価値は人によって変わる。
値段が高いから価値があると思うのは、世間に流されている証拠だと言える。
値段を基準に商品の善し悪しを決めるのではなく、自分にとっての善し悪しで決めることである。
自分の価値観を中心に商品を選ぶことが大切である。
※ ⑬ 2022/2/7 早朝の富士山です。