「気づき」
「気づき」とは、それまで見落としていたことや問題点に何かの「学び」によって気づくことである。
但し、本に書かれていることを読んで学ぶことや、人から教えられることだけが勉強ではない。
自分で気づいて体得することこそが、貴重な勉強である。
本に書かれていることや、人から教えられたことは、確かに味わい深く奥が深いものである。
しかし、そこで学んだことは疑似的であって、実際に経験したことではない。
例えば、恋愛に関する小説や本は山ほど出版され、人からの体験談を聞くこともあるだろう。
しかし、どんな恋愛の話や方法論も、実際に経験する恋愛ほど刺激的なことはない。
自分の身を通して経験する恋愛からはたくさん「気づくこと」がある。
楽しかったり哀しかったりしながら身につけることが、本当の勉強になる。
自分が身を持って実際に経験して気づいたことには、奥の深い本も人の経験談も敵わない。
日常の中で見落としてることや疑問に思ってることは経験によってのみ「気づく」のである。
そして、気づきによって体得したことは、貴重な財産になると私は思っている。
※ ⑭ 2022/1/4 夕方の富士山です。