価値観に執着すると争いの元となる
人と人とが、対立して争う原因は、お互いが価値観に執着しているからです。
国と国との戦争も同じです。
「自分が正しい」という価値観に執着してるから「相手が間違っている」という非難へ変わります。
「価値観」は、簡単に言うと「物事の考え方」です。
「どう生きるのか」も価値観によって変わると言えます。
人生に於いて何を重視するかという重大な局面でも、その人が何に価値を感じるかで大きく変化するもので
す。
どのような価値観を持っていても間違いでありません。
違う考え方を持つ人と交流するには、相手の価値観を受け入れるのも大切なことです。
しかし、自分の価値観に固執することは、争いの原因になります。
心のどこかでは「私が正しい、あの人は間違っている」という判断をしてしまいます。
そのため、つまらないことに執着して対立することにもなりえます。
「もしかしたら、自分の考え方が間違っているのかも」という謙虚な心で、相手の考え方を吸収するのです。
謙虚な姿勢を心がけていれば、気持ちに余裕ができ、いらいらしたりキレたりすることはありません。
自分の考え方に執着しないということは、相手の価値観を理解するということです。
お互いの価値観の違いを認め合う心を持つことが大切です。