妄人妄語 衆議院議員野田聖子さんの選挙公約消去 有権者・国民を愚弄するサイト一時閉鎖に抗議します!「非道」はどっち?

すいませんがコメントはご遠慮いただいてます。選挙公約に関する記事はカテゴリから「野田聖子批判」を選択してください。

(ニッポン放送)社員一同という言葉はどうも信じがたい。。。

2005-03-29 22:47:48 | ライブドア関係のつぶやき

以下の内容はニッポン放送のみならず日本という会社社会全体に通じる話しである

とも思われるが、とりあえず自分が感じたことをかかせていただきたい。


他の記事もそうですが、あくまで個人的な考えであることをご承知おきください。


このところ、ライブドアがニッポン放送の経営権を支配しそうな勢いであることに

付随して、現場の声を無視しているなどとよく言われる。


社員と親しい人が言うには、本当は今すぐにでも会社を辞めたいのだけれど家族が

いるのでやめられないとか、ニッポン放送の「社員一同」がこちらのようにライブドアの

経営参画に反対だといったことだ。


しかし、この会社の社員の数とか会社幹部との距離といったものに関しては自分は

知らないが、会社に属する全ての人がこの件に関して反対というのは本当にそうなの

であろうか。


こんなことにいちいち目くじら立てるのもおかしいかもしれないが、やはり中には

別にライブドアが来てもいいではないかとか、われわれは誰が経営者であろうと現場

は現場で全力を尽くすしかないといった考えの人が全くいないというのはちょっと

不自然に思える。


もちろん経営主体が変わることには不安が伴うものだし、堀江氏の当初の発言のなか

には社員として見過ごすことのできないものもあったのかも知れれない。


しかし、それほど経営者が変わるのがいやなら、そのときには「会社はやめる」と

はっきり言う人が一人ぐらい出てもてもいいのではないだろうか。


どうもそういう人がいないところを見ると、これはまるでなにかの群れのようにまた

風向きが変わればそちらのほうへいっせいに動くという可能性もあるように私には思

えてしまう。


要するにそこまでいえる人はいないということであろうが、どうも社員の声というより、

その衣装をまとった今の経営者の声という気がしなくもない。


だいたい経営者や経営の形体が変わったからといってそれほど現場は変わるもの

なのだろうか。


今日ある評論家のコメントを聴いたら航空会社でさえこれだけ現場がミスを起こして

いるのだから、現場が混乱しないはずがないなどといっていたが、正直驚いた。


まず飛行機の整備と航空会社の経営とそれほど密接なつながりがあるだろうか。


私は航空業界に関してはまったく無知であるが、こういう論法でいくと現場が混乱

するとそれは経営者の責任だということになってしまい、現場の責任は問われないこと

になりかねない。


実際「現場」でなにかあればすぐに経営者の責任が問われる社会ではあるが、では

全くミスや混乱が起きない経営などというものがるのだろうか。


もし仮にミスがない会社というのがそれがあったとしたらそれも経営者のおかげという

ことになるのだろうか。それこそ現場を無視することになりやしないか。


自分が中学生のころ父はすでに中間管理職とでも言うべき立場にあったがある日、

「うえの人」から呼び出された。当時私の父は難しい現場に立たされていたが自分

としては最大限努力していたので、自分がしていることには自信があり、それでも

注意されるようなら職をはなれるつもりでいた。


したがって上の人から呼ばれたときは内容を聞きもしないで、母から自分が住んで

いる家も売るし、自分の学業も諦めねばならないと聞かされて、自分としても子供

で何がなんだか分からないなりに腹をくくったものであった。


実際は上の人に呼ばれたといってもただの世間話に呼ばれたということで、まことに

恥ずかしい話であるが、要するに、仕事をやめたいというようなことを言うならそれ

ぐらいの覚悟を自分の家族はしていたということである。


これはもちろん、やめずにすんだからいえることではあるがいずれにせよ私が言い

たいのは、家族がいるからやめたくてもやめられないというようなことはよく聞かされ

るが、あまりそれを聞いて自分などはよい印象をもてない。


リスナーに関しても、すべてのリスナーがライブドアの経営参画に反対しているかの

ように思っているとしたら、それもまた勝手な解釈である可能性もあるだろう。


もちろんニッポン放送の社員さんにしてみたらこれは大変重要な問題であることは

分かるが、であればこそさらに慎重な言動を望みたいと自分は思う。

今度はフジが新株発行を対抗策として発表したが報道の仕方が問題では

2005-03-23 00:14:16 | ライブドア関係のつぶやき
ライブドアとフジテレビの問題に関しては以前書いた記事を間違って削除してしまっ

たり、新株発行には株主総会の開催が必要と思って書いたりしたが、これらの点に関

しては自分は間違っていたと思っている。


しかし、後者に関しては株主総会の特別決議による承認が必要な場合もあるらしい

ので、一概にはいえないようだ。


また地裁の判決にも要旨どころかパターンのようなものを見ただけなのであるが、

東京地裁が仮処分を認めたといっても明日にはまた高裁の判断が出る可能性もあり、

判決の内容について今さら詳しく見ても仕方がないかもしれない。


ちなみに詳しい判決内容は新聞には出たのだろうか。少なくともある新聞には大まか

なことしか出ていなかった。


さて今日はフジが新しい手段を発表した。このニュースを見てもらえれば分かる

が、新株発行といっても、前回のニッポン放送の新株発行とは全く内容が異なっ

ている。


前回は私の理解が正しければ、フジテレビに対する新発行だったのに対し、今回は

「特定の基準日の株主全員に割り当てる」ということで、「新株発行」といっても

前回のケースとは全く性質が異なっている。


これはもちろん希望者に対してということであろうと思われるが、株主の中には新株

発行権の引き受け権とか呼ばれるものをもっている株主と、もっていない株主がいる

と思うのだが、もしこれが事実であれば、そうした区別自体紛らわしいものの、ニッ

ポン放送の新株発行の発表においてはそういうことは全く無視されたのではあるまい

か?


いずれにせよフジは全てのある時点でのという限定つきながら、全ての株主に対して

配慮する構えを見せたことになる。


実はこのことは私が自分で消してしまったブログで憲法の平等権とのからみで主張し

たことに他ならない。そして断るまでもなく、これはニッポン放送の新株発行が自分

の目には違法と映ったことの説明として書いたことなのである。


この件は今高裁で審理が行われていて、フジも当事者といえるのかわからないが、

フジがこうした新株発行をライブドアの対抗策として発表した裏には発行価額

をおさえるという意味合いもあったにせよ、これならば合法、あるいは問題ない手法

であるというメッセージ性があるはずで、実際夕方のニュースではこれとおなじ手法

を用いて新株発行を行った会社の例を実名を挙げて説明していた。


であるならば前回の新株発行は問題なかったのであろうか。むしろ問題があったこと

を認めた形になりやしないだろうか。これでもし万が一高裁が地裁の判断を覆すよう

なことにでもなれば全くおかしな話になる。もっとも今高裁で審理が行われているこ

と自体私には無駄なことのように思われるのだが。



さらに問題なのは夕方のフジテレビのニュースではニッポン放送の新株発行との違いを

全く説明もしないで、国会でライブドアの時間外取引が批判的に取り上げられたこ

とである。



あのように大量の時間外取引が行われることは事前の交渉なしにおこなわれることは

きわめて不自然であるというようなことを言う人たちが紹介されていたが、ではその

ようなことが仮にあったとして、それが実際に法に触れることなのかどうかというこ

とは一切触れられていない。


私はこうした報道の仕方は納得できない。

つまり今回の新株発行に関しては適法であり、問題がないことを主張してすぐにニッポン放送の新株発行に関して触れるのは、まるで新株発行そのものが全て合法で問題がないかのような印象を国民に植えつけることになると思われるからだ。

国民はそれほどバカでないといわれる向きもあるかもしれないが、私はこの件に関

するニュース番組を見ていると、実のところニュースステーションのコメンテーター

なども自分たちがメディアの中で働いているということもあり、コメントしにくくて、

世論調査などをしてごまかしているのではないだろうかと思える。


今日のニュースステーションでは、世論調査の結果を発表したあとで「私はどっち派

だといえる人はあまり考えてないんじゃないか」というようなことを古館が言ってい

たが、そんなことを言うのなら何でそもそも世論調査をするのか分からない。


まず本気でそういう番組を見ている自分が馬鹿なのかもしれないが、街頭インタビュ

ーをして「会社は誰のものだと思いますか?」と訊くのは全く自分には実に不毛なこ

とのように思える。


ちなみに私は会社は資本家のものだと思う。もっと分かりやすく言えば、登記されて

いる役員や株主だと思う。


さていずれにせよ、私はこうした問題にかんしては世論調査とかアンケートをするの

でなくて、あくまで法律で議論すべきであると思うのだが、自分のブログも一種の世

論の一部であるからこのことを言うのは矛盾しているかもしれない。


いずれにせよ自分はフジは嫌いでなくむしろ好きではあるが、とにかく今日のニュース

でのこの問題の取り上げ方はおかしかったと思う。

村上ファンドの新株発行に対する見解。業務提携に当たっては日経とテレビ東京の例は持ち出せないか。

2005-02-28 17:38:36 | ライブドア関係のつぶやき
今日、いわゆる村上ファンドの「ニッポン放送の新株予約権発行に対する当社の見解」

という文書を見た一個人の率直な感想を述べさせていただきたい。

もちろん自分は法律等に関してド素人であるし、あくまで一ブログの意見であるが、

まずいきなり関係ないことで申し訳ないが、自分のPCだと、きわめて見にくい。

これは自分のブログにかんしても言えることだし、あるソフトを更新していないこと

とも関連するかも知れないが、とにかくPCで見たときやたらと薄かったり、にじん

でいるのを見るのは非常な苦痛である。


どれどれののソフトを使っているから読みにくいのだろうとか、何々のソフトを使えば

もっとくっきり出るよということは言えないが、値段の高いソフトを使えば高級な感じ

がするとかいうものでもないように思う。ちなみにこのブログの壁紙も全くないように

似つかわしくないかもしれない。


さて内容については、よく分からないが、新株発行価格はもしかしたら、株主総会で

決めるべきこと、つまり株主総会の専権事項ではないのだろうか。

つまり株主総会が開かれなかったら、本来株価が適正であるとか、適正でないとかいうどころの話しではないはずだ


つまり村上ファンドや堀江社長は(村上ファンドは今回の見解によって株主である

ことが分かったとある方がテレビでコメントしていた)本来株主総会で主張すべきこと

を自分でマスコミやサイトを通じて、勝手に世間に向かってしゃべっていることになる

ような気もする。(3月22日訂正新株発行に関しては必ずしも株主総会は義務付けられ

ていないようです。不勉強ですみません。ただし、新株発行には予約券を持った株主に

対して告知する義務などがあるはずで、この点がきちんとおさえられていたのかどうか

かなり疑問です。今日またフジが自社の新株発行に関して動きがあったようなので新しい

記事を構想中です)


もちろん、これは、この件に関して株主総会が開かれることもなく、マスコミを通じて

発表されたことに対する対抗策であるからこれは仕方がないことで、特に村上ファンド

に関しては今まで沈黙を守ってきたわけだからきわめていたし方のないことのように

思う。


18時10分ごろ追加(まとまりがなくてすいませんが):こういう比喩が適当かわからないが、プロレスの試合でシークがリングの外へ出て20秒たってもレフェリーが全くカウントさえしないので仕方なく、ブッチャーもリングの外へ出たということか?レフェリーなどというとレフェリー不在みたいだが、いつかのジャンボ鶴田とニックボックウィンクルの試合のように、ジョー樋口がレフェリーなのか、テリーファンクがレフェリーなのか分からないというか、そもそもテリー・ファンクをレフェリーにしてよかったかとかいろいろな比喩が可能かも知れない。



さて、村上ファンドが今回発表した見解というのは、より正確には、そこで明らかに

なったと思われる、ニッポン放送の新株発行に関する法律上の疑義というものは、

私にはこれが本当に仮処分をめぐる裁判所の判断を仰ぐのを待つというようなことで

すむのか不思議なところもある。


つまり村上ファンドの見解によれば(より正確に言えば、私のその見解を読んだとこ

ろでは)ニッポン放送は商法が定める新株発行に関する必要手続きを全く経ること

なくして、特定の株主に対する発行を発表したのだから、本来商法で禁止されている

ことを、さもできるかのごとく世間に発表したわけであろう。


つまりニッポン放送は発表するならば、


新株発行に関する発表」ではなく、「新株発行に関する株主総会開催のお知らせ


であるべきではなったのではないだろうか。


これがどういう性質の行為であるのかといえば、極端な話しだが、法律を違反します

と宣言したとも取れるし、この行為は法律に違反しませんといったとも取れる。


今現在私の頭はいろいろなことで、煩わされているし、ど素人なので自信がないし、

これらの事を整理してとらえなおすことは難しいが、こういうことに対する判断は

特に迅速にすべきことであるように思うし、本当に裁判所だけでなく、ほかのお役所

が調べる必要がないのかどうか私は不思議である。



もちろんこれはど素人のたわごとであるが、たわごとでもたまには言っていることが

正当性があることもあるので、今後の動きや情報等をおってみたい。



さて、私は昨日堀江社長の出たいわゆる「サンプロ」を見た。

実は最初にこのブログで村上ファンドの見解が見にくいということを言ったのは

実はどうでもいいことのようでありながら、そうしたどうでもいいことが、一般世間の

判断に影響を及ぼすということがよくあるということを言いたかったので、これは

つまり、堀江社長が番組の中で、彼の「メディアに関する構想」のようなものを、

自分の服に関する情報をインターネットで得られるようになると言っていた点は、

私はこれも誤解を招きかねない説明のような気がしている。


つまり、企業買収や株の話しをしているときに服のイメージについて話すというのは、

いわば「余談」のようなもので、彼は余談がすきなのかも知れないが、私はこういう

ときに、そうした話しをするのはまずいような気がする。


つまり彼の人気というのは、見た目ブッチャけ変だけれども?、言ってる中味は

ただしいのではという印象をもたれたからではないか。


そのどうでもいいことは、どうでもいいといことがもしかしたら、そこへ注意が

向きすぎることによって、どうでもいいことがどうでもよくなくなっていって堀江

批判を生んだような気がする。


ちょっと自分でもよく分からなくて申し訳ないが、要するに、

ネットでも、テレビでも洋服のことは洋服の番組でやればいいじゃなぁ~い、

ということなんです?!


つまり彼の存在および主張しているメディア戦略というのは、実はいわゆるワイド

ショー的な発想でいろどられていていると思うのである。つまり彼はインターネット

というよりも、むしろあくまでもテレビ的人間なのではあるまいか。もし彼の発想で

インターネットとテレビなどの事業が結合した場合ネットの利点が生かされるか逆に

私などは非常に心もとないという気がする。


彼はよく世論調査などということを言うけれど、それはテレビでもいろいろなことで

やっていることだろう。


さて、これはあくまで私の個人的な感想だが、基本的によくも悪しくもインターネット

というものの特徴の一つはある意味、


極端な説や意見も載ってしまうというところにあって、これはテレビと切り離されることによって可能なような気がしている。


これは自分が極端な説ばかり振り回しているからだろうが、テレビとネットあるいは

ラジオというのはこれを結合してしまうとかえっておたがい独自性が生かしぬくくなり

そうな気がしなくもない。


これに関しては今まだ考え中であるのと、堀江社長の発想がいまいち理解できないが、

メディアの業務提携といえるかどうか分からないが、こういうことで参考にしたいのは

テレビ東京と日本経済新聞の関係であって、この関係についてはよく知らないが、

要するに、テレビ東京から「深夜番組」がなくなった(たぶん)というようなことと、


提携?以後も独自のいい番組作りが行われているらしいということは言えると思う。

この例を比較の対象としてよいのかどうか、またこのようにうことが適当かは分から

ないが、


「お金のことは私が面倒見ます。しかし口は出しますけど、お互い視聴率(聴視率?)より独自の番組作りを目指しましょう」


などということを言ってくだされば(言われた方はそんな必要ないと感じてるわけだが)

自分には分かりやすいのだが。


いつもまとまりのない暴論ですみません。あくまでも個人のたわごとです


追記:こういう話しに余談は禁物みたくかいて、自分が余談をしてしまったかもしれません

榊原英資氏のポジション・トーク?

2005-02-26 02:06:58 | ライブドア関係のつぶやき

ある週刊誌が報じていることだが、榊原英資氏がテレビに出演し、

「ライブドアの負け、リーマンが勝ち」みたいなことを言ったそうだ。「みたいな」という

のは自分の記憶が定かでないからで、私の記憶が正しければ、これはTBSの

ブロード・キャスターであった。

こちらのサイトにも出演者に関する

情報がある。


しかし私はそのときに榊原氏がリーマンの顧問であることを知らなかった

ので、その発言を単なる市場分析のようなものとしてとらえ、他の発言とともに参考に

なる分析であると思った。


たしか堀江氏の「しゃべりすぎ」をいさめる発言の中で、村上ファンドの村上氏が口を

閉ざしていることや50%とるまでは安心できないというようなことなど、傾聴に値

する話しだと思っていたのだ。


しかしなんとこの人はリーマンの顧問だったというではないか。だとしたらまずもって、

榊原氏がそういう発言をしたことおよびそういう機会を与えたTBSにも問題がありは

しないだろうか。


つまりこれはいわゆる「ポジション・トーク」という類の発言ではないかと思われる。

ちなみに「風説の流布」とまでいえるかどうかは難しいが、たとえば将棋を指している

竜王戦を闘っている、渡辺さんと森内さんの前でいきなり立会い人のかたが、森内

さんの負け!というようなものであろうか。ちょっと違うような。。。


もしかしたらそれよりまずいかも知れない。


私が「ポジション・トーク」という言葉を最初に目にしたのはたしかある証券会社の

有名エコノミストであった方の読売新聞における論考であって、マスコミにおいて経済

に関する発言する人の発言には自分が所属する業界に有利に働くような発言をする場合

があるので気をつけましょうといったことが書いてあった。


その当時はまさにバブル崩壊の真っ只中であって、銀行に対するバッシングがひどかった

ときであった。そんな中で、その方はエコノミストの中ではやや少数派であったが、

銀行のモラルハザードをおそれて公的資金投入をためらっているとそれは日本経済に

とんでもない悪影響を及ぼすということをしきりにおっしゃっていたので、私はその方

こそ「ポジション・トーク」の方だと思っていたのだが、ある意味それも正論であって

今考えてみるとポジション・トークとまでは言えなかったのかも知れない。


今回の発言はそれだけをとれば、おそらく当たっていることであろうから、厳密に

「ポジション・トーク」といえるかどうかは分からないが、こういうときにリーマンの

顧問でもある人をゲストに呼んで、こうした局面での発言をさせるTBSにも問題は

なかったかどうか。サイトにもその肩書きが今はないところを見るともしかしたら、

「知らなかった」ということかもしれない。


いずれにせよ、リーマンの顧問だということを言って言うのならまだしも単なる「大学

教授」の肩書きだけでしゃべったらまずいとは言えるのではないか。


まさかその肩書きを忘れていたわけではないだろうが。

ただ顧問といっても本当のところどのような契約をしていたかなど不明のところがある

が、いずれにせよ顧問であるのが事実としたら見過ごすことのできない問題であろう。


しかし、一方で「ポジション・トーク」にならない専門家を探すのも難しいかもしれ

ないが。。。



リーマンをインサイダー取引や背任で問うことができないのなら法整備を急げ

2005-02-23 04:32:12 | ライブドア関係のつぶやき
はじめに断っておくが、私は株や経済についてまったくのど素人である。

したがって今回のリーマン・ブラザーズ証券(以下リーマンと略記)が行っている

一連の行為に法律的に問題があるかどうかは分からない。


しかし、ど素人の私から見てまことに解せないのが、ライブドアの幹部すら、リーマン

の動きを知っていなかったらしいということである。


株価というのは常に変動し、終着点がないようなものでなかなか決定的なことは言え

ないし、ど素人とは言え、あまり下手なことはいえないが、はっきり言って、ライブドア

はリーマンに「してやられた」ということはこのニュースを見てももはや明らかではないか。


こういう株式市場の動きに関しては、常に現在進行中のことでもあるし、株の大量の

売りさばきが報告され、公表されるのも常になされるわけではないようなので難しいが、

もし「ライブドアの株が企業の存立が危ぶまれるほど下がり、リーマン社が一人勝ち」

のようなことにでもなれば、そのことのほうがライブドアの「時間外取引」などよりはる

かに問題だと思うのは私だけであろうか。


これは契約あるいは取引ということに関する基本的な考え方の違いかも知れないが、

自分が出資(ライブドアが24日に発行する800億円の転換社債型新株予約権付き

社債(CB)を全額引き受ける)する会社の株を大量に売り浴びせるなど、それこそ

全く「金さえあれば何をしてもいいのか」といいたくなる。


日本企業と海外の証券会社との取引ということもあり、なかなか日本の法律で取り

締まることは難しいのかも知れない。


正直なところ今日明日の動きは大変読みづらいが、ここで報道されていること

がきちんと実行されるかどうか、その時点でライブドアの株がいくらになっているのかということは下手をすると日本経済全体にも影響を及ぼしかねないことだと思う。


いつだったか忘れたが堀江氏は近い将来外資がメディアをのっとるかも知れないとい

っていたことをいていたと記憶するが、

まさか自分がターゲットにされているとは夢にも思わなかったのではあるまいか。

いわゆる外資の狙いというのは、ある特定の産業なり業界を制覇しようというようなことではなく、あくまでも利潤(お金)であるということに今頃きづきつつある、ということであろうか。

むろんリーマンは自分たちのやっていることが法に引っかからないようにしている

はずで、ライブドアの株を大量に売った事が法律に違反するわけではないだろう。


つまり銀行にしても他人から預かった金で株などを売ったり買ったりしてもうけている

わけで、それと同じことをやっているといわれればそれまでかもしれない。


しかしリーマンがやったことに関する最大の疑問点は、


取引先の株を大量に手放すということ自体、つまり自分たちの株取引そのものを想定、つまりインサイダー情報として把握したうえでライブドアとCBなどに関して契約したのではないかということだ

つまりインサイダー取引というのは、ある「情報」をもとに「取引」(株の取得など)

を行うことであるが、

ここではその「情報」と「取引」というものの区別が通常と逆転しているわけである。

リーマンは今回はCBを引き受けることや、ライブドア株を返却することともからみ、

ライブドアの株を大量に売ったことが「空売り」とか「株価操作」などといわれている

わけで、実際そのような側面が際立っている印象は否めない。


極端な話しであるがもし、ライブドアが取引先のリーマンから自分の会社の株がある

とき大量に売られるということを知っていて、リーマンが大量にライブドアの株を売る

前に自分の株を大量に売ってしまったら、これはいろいろな条件がつくとはいえ、

インサイダー取引として調べられる可能性があるであろう。


これに対してリーマンがやったことはいろいろな側面を持ってはいるが、自分たちが取引

している会社の株を売ることによってその会社の信用をなくさせ、さらに株を売り、下が

りきったとも思われる場面ではまたこちらのニュースのように買い戻すという

実に自分たちが損をしない手口でライブドアの株価を下げさせて24日を迎えようとし

ているようだ。


つまりインサイダー取引というのはたとえばある会社が別の銀行から債務放棄されると

いう(よい)情報を知っているその会社の幹部がその発表前(正確には発表してから

12時間後以内だったと思う)に自社の株を買うようなことを言うのであるが、リー

マンの場合にはいわば「よい」と思われる情報(好材料か?)を先に取引先に流させて

おいてその後、それを「悪い」情報に変えさせる手段をろうした可能性は否定できない

のではないか。


この点でリーマンがライブドアの株を大量に売りさばいたことをライブドアが知らなか

ったというのはまことにに象徴的であって、国内の民法の考え方を用いれば信義則の原則

に反するような話ではないか。


私は株式市場についても法律についても全く知らないのだが、こうしたやり方を

インサイダー取引や背任で取り締まれないとしたら、何らかの形で取り締まることが

できるよう法整備を急ぐべきだと思うのは私だけであろうか。


住民税逃れ疑惑?の竹中平蔵さんはなぜライブドアを批判するのか?

2005-02-22 23:20:18 | ライブドア関係のつぶやき

先日来、ライブドアの批判が高まっていることに関してまたまたというべきか、

今度はこちらの毎日のサイトで竹中平蔵のライブドア批判が報じられている。

前回書いたことと重複するが、私には今回の件に関して批判される対象があるならば

批判されるべきなのは、株式市場のルールに「抜け穴」があることを放置してきた

政治家や学者たちであって、堀江氏ではないと思っている。


こうした報道を見ていると、まるで自分の責任を転嫁しているように思われてならない。

お金があればなんでもしていいのか、というような批判はよく行われているが、今回の

堀江氏が行ったことというのはそれほど倫理的な問題ではなくて、ただ単にお金を借り

てきて株を買った訳で、その買い方がかりに「異常」であるとしても、それを「異常」

であるとして批判することはおかしいと思う。


この比喩が適切かどうかは分からないが、よくドラッグ・ストアの安売りなどで、

お一人様一点限り

などという表示があって、それが法律的に有効かどうかはともかく、ライブドアが

大量に株を取得する際、こうした表示はなかったわけで、株式市場でもそれを規制

せずに取引が成立したのであるから、上にかがけたリンク先のニュースにある

竹中平蔵の批判はまったくおかしな批判だといえるのではないだろうか。


役所でも政治家でも、あるいは一部の学者先生でも、「法律に抜け道がないように」

法律を見直したり、作ったりしているわけであろう。そういう立場にあるものが、

「法律の抜け穴」を利用したやつはけしからん、などというのでは、そもそもなぜ

官僚や政治家がいるのか分からない。


極端な話し(私だけかも知れないが、というか自分はもうけはないが)みな

自分がもうけることが最優先で、そのため利害対立や社会に反することも行われるのであり、

それをあくまで法律で取り締まるのが役所の役割であろう。


もし今回のライブドアの株取得が問題だというなら、


竹中平蔵の住民税逃れ?疑惑の方がそれこそよほど問題ではないか!!!江川の「空白の一日」と似たようなことをしているとしたら問題の性質上そっちの方がはるかに問題だがまるでこの問題はうやむやになってしまった

自分は法律の抜け穴を利用していながら、まったく合法的に行われたことを批判する

ほど竹中平蔵はその他大勢の恥知らずな政治家の仲間になってしまったのか。


それともえらそうなことをさんざん言いながら、本当はもともとその他大勢の学者と

同じ虚栄心だけの中味空っぽ人間だったのか?


自分に向けられた疑惑に関してはまったく答えることなく、合法とされている株取引に

ついて法律の抜け穴などというのはなんともおかしな話しである。


よく法律は道徳の最小限などといったことがいわれるが、株式市場にそういうことを

求めるなら、極言すれば

法律自体いらないことになり、みなさん常識に従ってやりましょうということになってしまうのである。


堀江氏も堀江氏で、今頃所信表明なるものをやっているそうであるが、マスコミなどの批判に押される形で老政治家、老教授の真似事を始めたのであろうか。

別に法律に違反していないのであれば、はっきり言って何も説明する必要はないのであって「何が悪いの?」と一声発すればいいのである!!!


それをあちこちのテレビに出てわざわざ評論家にあなたのやろうとしてることのビジョン

が見えないとか言われて、説明しようとしてはことごとく失敗しているように思われる。


しかしいわゆるメディア戦略などというのは議論し出したらきりのないところであると

いうよりかは、むしろ新たなメディア戦略なるものをそもそも打ち出す必要があるのかと

自分は思う。



堀江氏はメディア戦略のようなものを示そうとしているようだが、はっきり言ってそんな

ものは必要あるだろうか?むしろ自分の個人的な人気で


マスコミを支配したいとか、ニッポン放送にも社長室がほしいとか言えばいいものを、それを言わさないこの国の風土に押されて自分でも明確になっていないことをしゃべらされているのではないか。


私はお金はないけれど、堀江氏はいわば自分ひとりで今の地位をきづきあげた人らしい

のでその点は尊敬している。

そういう人はむしろお金があれば何でもできる、お金がなければ何にもできない

ということをむしろはっきり言ってほしいぐらいだ。本の中では言ってるのかも知れ

ないが。


政治家たちや学者たちが持ち出す「常識論」や「教育論」などはそれこそ議論し出したら

きりがないのであって、お金である程度解決できる社会問題があるというのはむしろ喜ぶ

べきことなのではないか。


言っておくが、お金で「人の心を買える」などといっているのではない。

このブログも長くなってしまったが、要するに「お金で買えるものをお金で買って」る人

をいじめるのはだめだといいたいのである。

            
                  (敬称一部略)

ライブドアの「時間外取引」で江川の「空白の一日」を思い出した

2005-02-18 22:48:26 | ライブドア関係のつぶやき

ライブドアに対する風当たりが強まってきている。

今日のNHKのニュースでも「時間外取引」についてこれが合法であることは

何度か断っていたものの、政府や経済会の反発の声を伝えていた。


私は金融にも(野球にも)まったく詳しくないが、一応この番組の解説で

「時間外取引」というものはある程度理解できた。そして自分なりの感想を

述べさせていただければ、この国には

これだけ金融やら株式の専門家を自称する人たちがいて
こんなことにも気づかなかったのかとあきれ果てるばかりである。



特に野党を含め国会議員の中には、金融に詳しいことをブログなどで主張している人もいるが今回の事に関してほとんどブログで触れていない。

ライブドアがやったことの是非はともかく、今まで

こういうことを想定していなかったということ自体がひどく間の抜けた話しであって、こういうことを告白する人たちにもあきれるが、

何よりもまずいと思うのは、

とにかくライブドアはけしからん、とか法改正を急ぐべきだという議論が先行して、

金融や株式関係の専門家、特に国会議員がまったくこうしたことに手を打たなかったということの責任が問われぬままライブドアの株が下がるなど、うやむやに問題が「解決?」されていってしまいやしないか

ということである。

はっきりいいって今も国会内には金融関係の委員会などがあるはずだが、

その人たちは一体何をやっていたのだろう。

その人たちは何をやっているのか知らないが、要するに肩書きだけで中味はどれぐらいあるのか分かりはしない。

「自分は金融や株式に詳しい」あるいは、「忙しく働いている」ふりをしているだけで、本当は、はっきりいいって会社ならリストラされてしかるべき使えない人たちなのではないか。(人のことは言えないが)

あるいは本当にリストラされた人もいるのかもしれない

国会議員の数が多すぎることはここであらためて確認するまでもない。



「時間外取引」というのが会社の「のっとり」使われかねないということは、

ある時間帯の取引には大量に株が買われても株の値段が抑えられる

ということらしいが、こんなことを決めた人は誰なのか知りたい気がする。


いくら株価の急激な高騰を抑えるためとはいっても今回のライブドアのような

手段が生じることを予想できないでこんなことを決めた人には出てきて、

説明する必要があるのではないか。


さて、江川のことに触れたのは、今回のライブドアの件と江川の「空白の一日」の

「事件」とは何の関係もないようだが、どちらも世論が(あるいはマスコミが)

いったん、こいつは悪いやつだと決めると、徹底的にバッシングしだすという点が

似ていると思う。


断っておくが私は江川も堀江社長も好きではない。しかし、問題を摩り替えるように

して個人を叩くマスコミは

はっきり言って、もっといやだ。

堀江社長も世論を味方につけようとして一所懸命がんばっているが、

私は今回の件が、合法であるならまったく問題はないし、かえっていろいろ説明

しようとするから逆に世間から反感を買うような気がする。


この人は近鉄買収云々の頃は英雄視されたが、今はあまりよい風にとらえ

られていないようだ。要するにマスコミも世間も

はっきり言ってそんなもんだと思う。


堀江社長も近鉄が自分の球団名を売りに出していた時にそれを買っていれば、

あんなことにならなかったとか、今回の件でも普段の発言でもいろいろ気に

喰わないところはあるけれど、この人を悪役にしたてて?マスコミは問題解決したかの

如くにしようとしているように思えるのは私だけであろうか。


これは民間のマスコミにとって他人事ではないし、NHKはNHKで自分以外に今悪役が

出てくれればさぞかしうれしいだろう、というのは私の主観にすぎないのだろうか。