野田佳彦が天下りを絶滅しなければ増税しなければいけないという街頭演説をしていて「シロアリ退治」をせずに増税するのはけしからんと植草が著書で散々息巻いている。そのビデオも植草がブログで貼り付けて広まったということだ。
それ以上にびっくりなのが石原慎太郎の太陽の党結成に減税日本の参加が決まったことである。ビデオは検索しても見つからないが自分の記憶が確かなら石原は減税日本を311の直後に罵倒しまくった。石原は今回民主が総崩れするのが確実だから新党結成したようだが、任期途中の気まぐれ辞任は選挙費用の公金の無駄遣いである。
「黒い都知事石原慎太郎」に詳述されているように散々石原は税金の私的無駄遣い、新銀行東京などの大失政を繰り返して巨額の税金を百億単位でどぶに捨ててきた。その一方で減税の動きには激怒して口を極めて批判というより暴言を吐いてきた。
311の直後に周知のようにこれは天罰である、日本人は我欲を洗い流さねばなどとしてその理由に減税日本の主張が財政難の状況で荒唐無稽として叱り飛ばしていたのではなかったか。
ニュースでも指摘されているが減税に批判的というより天罰として罵ったのである。にもかかわらず減税日本をはじめとする政党への支持を自分が吸収しして新しい政党をつくるというのはどう考えても政党助成金を自分が一気にせしめようというあからさまな我欲の表れでしかない。
それとも自分が言ったことなど忘れたのだろうか。日本人は認知症の老人どもにいつまで投票し続けるのか。平均寿命が驚異的な伸びを示しているこの国において老人に一切の制限を設けず投票させていることも問題だ。参政権には年齢の下限があるなら上限も設けるべきだ。
選挙民も被選挙民も認知症の国日本の行く末があまりにも恐ろしい。