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小沢一郎民主党代表辞任も翻意:連立政権内でもさらなる連立を小渕にごり押しして倒した過去を忘れない

2007-11-09 20:57:08 | マスコミ批判


小澤一郎の一連の騒動がとりあえずおさまった感じだが、小澤は会見でこれからは連立は目指さないようなことを言っていたと思うが、マスコミではまだ可能性があるように言ったり、連立すべきと主張する読売をネタに古館が批判したりとあい変わらず見苦しいにもほどがある責任の押し付け合いが繰り広げられた。

小澤に関しては書きたいことが山ほどあってもこの政治家のスキャンダルにはとてもキーボードが追いつかぬ感じだが、まずこの政治家が本当に「政権交代可能な野党」を目指していると考える人はその時点で自分はどうかしていると思うべきである。

小澤の政治経歴を見てみればここ数年はたしかに野党として政権奪取を目指しているように見えるが実際のところはとにかく野党であろうが、自民党であろうが、とにかく政権にこだわっているだけの話である。


ようするに小澤が自民党を出て行ったのは佐川スキャンダルから自分が逃げ出して自民党を批判する側に回っただけの話しであり、今回の騒動もみずからの事務所費問題で捜査が自分の周りに及ばせないようにするための、いわば自作自演のようなものであろう。

渡辺恒三もみずからの問題が発覚した時に「10年前なら許されたことが今は許されない」などと言っていたようだが、ようするにそういうことならなぜ自民党の事務所費問題を死人が出るまでこれだけつついたのだろう。


あまりにも無責任であきれるばかりだが、小澤の事務所費問題に関しては、小澤がかしていたのは小澤の政策を作っていた会社だということが小澤という政治家の無能ぶりを如実にあらわす証拠だったと思う。

ようするにこの政治家は選挙とか派閥や政党の離合集散でしか目立つことができないただの無能な一老人に過ぎないわけである。

むろん事務所費問題にしても問題がないといいながら、「ローンが終わり次第処分する」ということをいっているが、問題がないならそのままにすればいいわけだし、「ローンが終わってから処分する」というのはようするにできるだけ高値で処分したいということで、単なる蓄財に過ぎないということをみずから暴露しているに等しい。


さて、今回の連立騒動であるが、たとえば小澤はいままで自民党と連立政権を組んでいたこともあったわけだし、小淵総理に連立政権内でさらに大同団結しようとごり押しして、会談し、その直後に小渕氏が倒れた考えれば、今回も小澤のほうから連立を仕掛けた、ととるほうがむしろ自然である。

今フィクサーとされる人にしてもようするに福田が本当に使ったのであろうか。


とにかくこれでやっと小澤に対する期待が馬鹿げたものであことは証明出来たわけだが、小澤の事務所費問題が最初に浮上してきた時に「さあどうする自民」などという題で小澤をべた褒めする社説をかいた朝日は、小澤の事務所費の問題が再燃した時にはほとんど無視、(最初のときはたしかに家賃をとってることは朝日は伝えなかった。小澤はそのこともいったそうだけれども)今回は歯軋りしてくやしがっているようだが、小澤に失望する前に自分の浅はかさに少しは気づいてもらいたいものだ。

ようするに小澤は政策なんか何もありゃしない。

それこそ小澤本人が自民党に関していっているようにただ政権の座につこうとしてもがいてるだけだ。


それを隠そうとしている民主党幹部もあまりに哀れだ。