今回は、体操教室の終わりに取り入れていることを紹介します。
教室を終わる時には、次のことを大切にしています。
色々な動きをして使った身体全体からも、心からも、全部の力を抜いてリラックスすること。
それはリラックスによって、動いた神経や気や筋肉などが、ほどよい状態に落ち着いていくからです。
その理由でよく取り入れるのがヨガの「屍のポーズ」と言われるシャバーサナです。
仰向けに寝て、全身を床に預けていくようなイメージで行います。
シャバーサナ (屍のポーズ)
・床に仰向けに寝て、目を閉じます。
・手のひらは上に向けて、腕も足も心地よく広げます。
・身体の色々な部分から、力を抜き緩ませるために、背中や足を揺すったり伸びをしたりします。
・顔からも力を抜いていきます。眉間や顎は丁寧に緩めていきます。
・呼吸も自然に任せて、力が抜けていく全身の心地良さを感じていきます。
ポイント
*なるだけ頭の中も空っぽにして、意識は身体や呼吸に向けていく。
*力が抜けていくと身体が重たくなって床に沈んでいくよう感覚がします。この感覚を大切にする。
人間には、緊張や活動の時に働く“交感神経”と、休息やリラックスの時に働く“副交感神経”があります。
二種類の神経が、緊張と弛緩を繰り返しながら、身体をよりよい状態に整えようと働いています
ただ忙しい方や、一生懸命になりやすい方には、緊張優位の人が多いようです。
緊張優位の生活を長く過ごしていると、身体や神経がゆるむ方へ動きにくくなります。
この簡単なシャバーサナで、ゆるんでリラックスした心地良さを味わいながら、
ゆるみやすい身体、リラックスしやすい身体を整えて頂けたらと思います
ゆるみやすい身体、リラックスしやすい身体とは、元気が働きやすい身体です
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