ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『薄妃の恋』

2011年09月08日 19時44分07秒 | 読書日記
可愛らしい少女(の姿をした)仙人『僕僕先生』(仁木英之著)の第2弾です

5年ぶりに再開した僕僕先生と王弁が再び旅に出て、そこで様々なトラブルに遭遇します
相変わらず僕僕先生と王弁の掛け合いが面白くて、通勤電車の中で何度も「ぷっ」と噴出してしまいました

この世のものでない人?たちもたくさん登場して、読み進めているうちに、何となく『しゃばけ』を思い出しました
でもしゃばけよりもウィットに飛んでいる気がします。

中国が舞台なのに、そこに出てくるお坊さんが何故か関西弁だったり
王弁の若さゆえの欲求であったり

でも、本当に大切なことは何か、も常に考えさせてくれます

本当にほのぼのしながら心の底から楽しめる小説です 
次のシリーズの文庫化が待ち遠しいです 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする