またまたダミ子に借りた橘玲氏の小説。
タイトル通り、少し前に話題になった租税回避を背景としたサスペンス小説。
タックスヘイブンといえばマネーロンダリング。
そのマネーロンダリングという言葉を聞いただけで、怪しい、怖い、「闇の世界」を誰連想します。
重大な犯罪の根本にあるのは、お金か、でなければ怨恨、という気がしてなりません。
私は金融にも疎いので、シンガポールが世界経済の中心にあることも初めて知りましたが、そういえば、海外通販で使うPay Palもシンガポールの法人だったな、と気づきました。
さて、主人公は元銀行マンの金融コンサルタントというのかな?
マネーロンダリングを一人で請け負う26歳位?の男性ですが、小説ではとてもそんな若造とは思えない言動と行動です。
シンガポールで働く日本人金融マンがホテルで転落死したところから、謎解きは始まります。
最後には資金の流れが明らかになるのですが、それよりも何よりも、最後の最後に、女性の恐ろしさに気付かされる、ちょっと後味の悪い小説でした。
タイトル通り、少し前に話題になった租税回避を背景としたサスペンス小説。
タックスヘイブンといえばマネーロンダリング。
そのマネーロンダリングという言葉を聞いただけで、怪しい、怖い、「闇の世界」を誰連想します。
重大な犯罪の根本にあるのは、お金か、でなければ怨恨、という気がしてなりません。
私は金融にも疎いので、シンガポールが世界経済の中心にあることも初めて知りましたが、そういえば、海外通販で使うPay Palもシンガポールの法人だったな、と気づきました。
さて、主人公は元銀行マンの金融コンサルタントというのかな?
マネーロンダリングを一人で請け負う26歳位?の男性ですが、小説ではとてもそんな若造とは思えない言動と行動です。
シンガポールで働く日本人金融マンがホテルで転落死したところから、謎解きは始まります。
最後には資金の流れが明らかになるのですが、それよりも何よりも、最後の最後に、女性の恐ろしさに気付かされる、ちょっと後味の悪い小説でした。