昨日は仕事を休んでクラブへ。
クー太郎はいつも通りの大歓迎で、紙おむつのまま少しお散歩をしました。
ドゥさんと白眼対決?
外馬のドゥさんはまったく動じず、さすがです!
9時半ころに装蹄師Oさんが到着。
荷物を準備しながら、クー太郎を1番にしたいか、2番目にしたいか、を確認しました。
結論は「どちらでもいい」ということでしたが、あさイチでクー太郎のような大変な装蹄は疲れると思うので念のため確認。
さらに、長い時間だとクー太郎も疲れてしまうので、先に落鉄した左前をして、一旦馬房に戻して、1頭挟んで3肢をしてもらうことにしました。
ただ、本来は、悪い蹄は最後に行うのが装蹄のセオリーなのだそうです。
理由は、悪い蹄以外の装蹄が万が一うまくいかなかった場合に、調整のしようがないから、ということでした。
ほほぅ。
「それで、Oさんは失敗するの?」と聞いてみたら、「それはわからないです。自分に自信ないからなぁ…」と(笑)
「ならば他の3肢からで…、」と言いましたが、結局、左前からになりました。
今回前々回
今回も外側を1回ヤスリで削っただけ。
蹄尖はカットしたほうが良いというK先生の言葉を伝えました。
釘は打てないので、接着にするか、鉄もアルミにするか、ロッカーからフラットに戻すか、などなど、色々相談しながら、最終的に、キャストの上からロッカーシュー(前回取れてしまったもの)を打つことにしました。
ロッカーシューについて、クー太郎の落ちた鉄の上に自分の足を乗せてみましたが、平らなところでは結構前後に揺れます。
これが肢のほかの部分に悪影響がでないのかは不明とのことでした。
ただ、何にも副作用はあると。
私はロッカーシューの揺れが、反回を助けるためと思っていたのですが、そうではなくて、揺れることから蹄の血行を促す効果があるのだそうです。
へぇ~。
さて、方法が決まったら、キャストから…
ですが、ここで何やら蹄に穴をあけようとしています。
何かを聞いたら、キャストをひっかけるためのスクリューを3か所打つとのことでした。
「えー、痛くないの?」「ヤダ―」と大騒ぎしていたら、「じゃ、やめます」と。
ひっかかるものがあればキャストが取れにくくはなるけれど、必ずなければいけないものでもないとのことでした。
蹄底にアルコール消毒剤をつけ、キャストで蹄の外周を固め、3Dパッドを挟んで鉄をうちました。
歩いた感じは良さそうでしたが、Oさんは「もっとスタスタ歩いてくれると思った」とのこと。
午後はその他の装蹄。
後肢は、右後ろの外側に負荷がかかり、蹄がもろくなっているとのことでした。
装蹄後は蹄底にドロマイト、表(釘穴周囲)にグリースを塗りました。
そして右前
鉄を外す前に気づいたのですが、なんと、鉄が少し回転していました!
まったく気づきませんでした。
いつ曲がったのかも、わかりません。
でも、ゆるんではいませんでした。
…謎。
今回前回
右前にも負担がかかっているようです。
今回はACSを入れてもらいました。
クー太郎は「2頭分」(の時間とエネルギーを使う)とOさんに言われています(笑)
いつもありがとうございます!
クー太郎が楽に動けるようになりますように☆彡
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とても、為になります
蹄は、奥が深い、、、
蹄ってスゴいですよね!
4本足とは言え、人の10倍の体重を支える、細い肢と蹄は本当に普段が大きいのだと思います。
病気とうまく付き合って生きていく、人も馬も同じなんですね…。