おはコロっす!
キメルと静のYOYO部、キメルくんの「イラっとくるドヤ顔(静ちゃん談)」て初めて見たような気がするのですが新しい表情かな。ピンホイールは何度か挑戦しているのですが何故か途中でストリングのヨリがおかしくなってバランスを崩してしまいます
オアシス・オブ・ザ・シーズとアリュール・オブ・ザ・シーズという、世界最大の超大型クルーズ客船があります。所有はアメリカのロイヤル・カリビアン・インターナショナルさんで、総トン数は225,282t。ちなみに日本の代表的な客船「飛鳥II」は50,142t、「ぱしふぃっくびいなす」は26,518t、「にっぽん丸」は21,903t、イギリスの老舗キュナード・ラインさんで最大の「クイーン・メリー2」でも148,528tなので、圧倒的な大きさです。
カリブの島々への寄港だけでなく、内部に備えられた巨大なショッピングモールやシアター、プール、ジム、数多くのレストラン、公園といった、とても一隻の船とは思えないような設備など、とにかく派手で見ごたえがあるので、BS朝日の「世界の船旅」やBS-TBSの「極上のクルーズ紀行」で特集された際にはいつも楽しみに見ています。
船体のスケールや船内設備、いわゆるハードの面では他の追随を許さない2隻ですが、自分がこの船の情報を見たいと思ってしまうのにはもう一つ、ソフト面での工夫があります。
映画会社ドリームワークスさんと提携し、シュレックやカンフー・パンダ、ヒックとドラゴンなどのおなじみのキャラクターによるパレードやショーなどが船内で行われています。特にこの船の客層は家族連れも多く、長い船旅で退屈しがちな子供達の心を掴んでいるようです。
ハード面だけではいけない、どんなに設備や機能が優れていてもそれだけでは魅力にならない。ゲーム機や録画機器の競争では個々の性能よりも魅力的なソフトウェアがあるかどうかがシェアの伸びに大きく影響するのと同じように、技術の誇示ではなく、お客様が楽しめることを最優先する姿勢に、改めて凄いと思わされました。
しかし、日本では魅力的なキャラクターこそ多いものの、お盆休みなどの休暇の短さが影響しているのか金銭的な問題か、肝心の大型クルーズ客船の客層がお年寄りに集中しているようなので、こういった長期の船旅とキッズキャラクターのコラボレーションや、ちびっ子やファミリーが楽しめるパフォーマンスというのはなかなか難しそうです