最近、見つけた本があります。
それは、「勉強出来る子卑屈化社会」という本。
なるほど、うんうんと頷いたり笑ったりして読みました。
田舎に限らずなんでしょうが、最近は出来が悪い人の方が声が大きいことが多いです。いつからそうなったかわからないのですが、私が子供の頃は、クラスで一番の子は後光が射していて、先生も友達も一目置いていたような気がします。でも、いつの頃からか、勉強出来なくても個性という言葉が独り歩きしたり、生きる力をつけるということが重要視されたり、他者と比べない、勉強だけが全てではないという雰囲気が強まってきました。
やんちゃな子の方が将来、大物になる、頭のいい子はあとでおかしな大人になる、いい子は叱られた経験がないので打たれ弱い…などなど。
でも、いい子は頑張っていい子にしている、頑張っても頑張っても、出来て当たり前で、次を求められる、一生懸命勉強している、でも、誰も評価しない。出来ない子がわかると先生は人前で褒めてくれる、出来る子は出来て当たり前で人前で褒められることはそうない、出来る子が悪いことや失敗をするといろいろ言われる、等々。この本はそういったことについて書かれています。
(事実、私も、小学校の時は成績はトップの方でしたが、誰からも評価されたことはなく、むしろ、体育がひどく苦手で、何をやってもビリだし、人前で恥をかくことばかりで、しまいには逆上がりが出来ないと中学に上がれないなどと言われて、ほぼ劣等生扱いでした。勉強が出来ることを評価される場面は誰にも見せない成績表の中だけでした。ここもっと評価されていれば私はもっと物事に自信がついて積極的になれたのではないかと今更思います。)
子供達は勉強して大学行ったら地元に帰って来なくなるから、高校終わったら就職させるよという親も多いです。それはそれでいいのですが、最初から地元で就職するとなると高校での勉強ってどれくらい一生懸命になれるものでしょうか。そういう子たちに勉強しなさいと促すにも無理があるような気もします。もちろん、勉強が全てではないし、大学出ることが全てではないです。でも、私はそれが主流の考えになって欲しくないと思っています。
学校の先生をはじめ、それが全てではないといいつつ、その人たちの子供はそうでしょうか。ホンネと建前。ほとんどが、大学へ進学しているのではないでしょうか。つまり、その必要性を感じているのではないでしょうか。そして、その為に地元で就職出来なくてもそれはやむを得ないと思っているのではないでしょうか。
私は、地元の企業がもっと優秀な人材に選ばれるよう努力すべきと思っています。
大卒の子を、もっと優遇するとかしないと優秀な人材が集まらないと思います。優秀な人材が公務員にのみ集まってしまうのももったいない話です。地方ではますます、公務員と民間の待遇に格差が出てしうのではないでしょうか。
地方を救うのは人材です。一生懸命勉強することを推奨し、一生懸命勉強した人を優遇するということって当たり前だけど出来ていないことなんじゃないでしょうか。地方では、勉強したってしょうがない、何の役にも立たないという空気を払拭していくことが大切なのではないでしょうか。
先日、ここには進学校はいらないという声を聞く場もあったので、私なりに危機感を覚えました。
地方がいよいよそんなことになってきたのかと。本気で勉強したい人は中学卒業したら、もう地元を離れろというのならこの地域に未来はないなあと感じました。優秀な人材がここに帰って来れるような地域にしなければならないのではないでしょうか。
それは、「勉強出来る子卑屈化社会」という本。
なるほど、うんうんと頷いたり笑ったりして読みました。
田舎に限らずなんでしょうが、最近は出来が悪い人の方が声が大きいことが多いです。いつからそうなったかわからないのですが、私が子供の頃は、クラスで一番の子は後光が射していて、先生も友達も一目置いていたような気がします。でも、いつの頃からか、勉強出来なくても個性という言葉が独り歩きしたり、生きる力をつけるということが重要視されたり、他者と比べない、勉強だけが全てではないという雰囲気が強まってきました。
やんちゃな子の方が将来、大物になる、頭のいい子はあとでおかしな大人になる、いい子は叱られた経験がないので打たれ弱い…などなど。
でも、いい子は頑張っていい子にしている、頑張っても頑張っても、出来て当たり前で、次を求められる、一生懸命勉強している、でも、誰も評価しない。出来ない子がわかると先生は人前で褒めてくれる、出来る子は出来て当たり前で人前で褒められることはそうない、出来る子が悪いことや失敗をするといろいろ言われる、等々。この本はそういったことについて書かれています。
(事実、私も、小学校の時は成績はトップの方でしたが、誰からも評価されたことはなく、むしろ、体育がひどく苦手で、何をやってもビリだし、人前で恥をかくことばかりで、しまいには逆上がりが出来ないと中学に上がれないなどと言われて、ほぼ劣等生扱いでした。勉強が出来ることを評価される場面は誰にも見せない成績表の中だけでした。ここもっと評価されていれば私はもっと物事に自信がついて積極的になれたのではないかと今更思います。)
子供達は勉強して大学行ったら地元に帰って来なくなるから、高校終わったら就職させるよという親も多いです。それはそれでいいのですが、最初から地元で就職するとなると高校での勉強ってどれくらい一生懸命になれるものでしょうか。そういう子たちに勉強しなさいと促すにも無理があるような気もします。もちろん、勉強が全てではないし、大学出ることが全てではないです。でも、私はそれが主流の考えになって欲しくないと思っています。
学校の先生をはじめ、それが全てではないといいつつ、その人たちの子供はそうでしょうか。ホンネと建前。ほとんどが、大学へ進学しているのではないでしょうか。つまり、その必要性を感じているのではないでしょうか。そして、その為に地元で就職出来なくてもそれはやむを得ないと思っているのではないでしょうか。
私は、地元の企業がもっと優秀な人材に選ばれるよう努力すべきと思っています。
大卒の子を、もっと優遇するとかしないと優秀な人材が集まらないと思います。優秀な人材が公務員にのみ集まってしまうのももったいない話です。地方ではますます、公務員と民間の待遇に格差が出てしうのではないでしょうか。
地方を救うのは人材です。一生懸命勉強することを推奨し、一生懸命勉強した人を優遇するということって当たり前だけど出来ていないことなんじゃないでしょうか。地方では、勉強したってしょうがない、何の役にも立たないという空気を払拭していくことが大切なのではないでしょうか。
先日、ここには進学校はいらないという声を聞く場もあったので、私なりに危機感を覚えました。
地方がいよいよそんなことになってきたのかと。本気で勉強したい人は中学卒業したら、もう地元を離れろというのならこの地域に未来はないなあと感じました。優秀な人材がここに帰って来れるような地域にしなければならないのではないでしょうか。
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