あまねのにっきずぶろぐ

1981年生
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

ピンク色の人間

2017-12-18 09:42:48 | 
ええ加減にせえよ。
都合のええことばあっかり、ほざくな、呆け。
御前らは全員、自分を欺いている。
俺が御前らに気付かせようと、必死んなってんのに。
御前らはそれでも、自分に都合のええ言い分けばかりし腐って、俺の言い分をスルーし続ける。
御前らが喰うてんのんは、俺の死体だってゆうてんねん。糞が。
俺を殺して、俺の死体を御前らは美味い美味いゆうて、味わってんねん。戯けが。
俺だけじゃなく、俺の愛する家族も、御前らは生きたまま解体して、殺して喰うてんねん。
生きるために肉喰わんでええから、もう死んで欲しい。
御前らが喰うてるのは、俺と俺の家族の死体だよ。
そんなに美味いか、俺と俺の家族の死体が。
死に腐れ。
俺が御前を生きたまま解体してやるから其処に座れ。
俺は御前らを赦さない。
俺と俺の愛する者たちの地獄を省みず、殺し続けた御前らを、俺は絶対に赦さない。
来世、家畜になって生まれておいで。
俺が御前ら全員、味わって、糞にして川に流してやる。
死ね、薄汚い、家畜。

そう言って、IS 戦闘員は自ら持っていたショットガンを顔面に向けてぶっぱなした。
大きな真っ赤な肉の花が、白い砂漠に咲いて、神の光が、まぶしく反射して、ピンク色の豚が一頭、その肉の花を食べつくし、「来世は人間になる」と白い空を仰いだ。