あまねのにっきずぶろぐ

1981年生
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

さらう者

2017-12-29 14:49:50 | 日記
今朝、悪夢を見た。
わたしと兄は実家にいる。
玄関には飼っている動物たちの死骸と物が積み重なり、何故か廃屋のように何十年と雨ざらしになったあとみたいになっている。
わたしは父の姿が見えないことに絶望しながらその積み重なった瓦礫をどけていく。
しかし父の姿がどこにもない。
昨日、明日行くと話していたあの公園へ行ったのだろうか?
わたしは父が出掛けたかも知れない公園へ電話を掛ける。
もしかしたら誘拐されて、身代金を要求されるかもしれないと受付の人間に話す。怪しい男がいたら連絡してくださいと言って電話を切る。
気づけば部屋のどこもかしこも、廃屋のように荒れ果てている。
いくら家のなかを探しても父の姿は見つからない。
そのとき、ダイニングテーブルのうえに、父の眼鏡、父の飲んでいた薬、父の携帯が置かれていることに気づく。
わたしは絶望的になる。
父が眼鏡をかけずに外へ出るはずがない。
父は誰かにさらわれてしまった。
わたしと兄は、兄の部屋のなかに入る。
と、そこも酷く荒れ果てている。
兄とわたしで瓦礫の下に父を探そうとするが、変な毛の生えていない大きな赤い斑(まだら)になった犬が何故かいて、危険を感じてわたしと兄は部屋を出る。
赤い犬は着いてくる。
わたしは噛まれるかもしれないと恐怖しながら赤い犬にくんくんされて、こんなヤバイ病気持ってそうな犬に噛まれたら死ぬかもしれないと震え上がっているのに、くんくんくんくんと赤い犬はなついて着いてくる。

目が覚めて、わたしは想った。
愛する者が、行方不明のままずっと見つからない不安と苦痛の生活は、一体どれほどの苦しみの日々なのだろうと。
お父さんは、わたしたちに介護させることすら嫌だと言っていた。
だからあんなに早く、あっけなく死んでしまったのだろうと。
ほとんどの人間も動物も、最期は絶望と苦痛の果てに死んで逝く。
母は忠実なクリスチャンであったが、死のまえは癌が脳にまで転移しモルヒネで朦朧として、神の救いなど微塵も感じられなかったのではないか。
家族だけでは、生きる支えとならないほど苦しかったから、母は神を信じたはずだ。
死をまえに、いったいどんなものを感じていたか。
それでも確かなのは、母をさらったのは、間違いなく神である。
では父をさらったのは、誰なのか。



生贄の羊たち

2017-12-29 00:10:54 | 
俺はこのブログを命を懸けて遣っている。
頭が回らないときには無理にでも酒を飲んで書いている。
俺は俺の"表現"というものに人生のすべてを懸けている。
おまえは命を懸けて、俺に下らんコメントをしてきたのか?
もしそうなら、おまえはなんでも言ってきたらいい。
俺は言いたいことだけを返す。
おまえには興味はない。
おまえが見ているのは、おまえの憎いおまえだけだ。
俺はおまえを越えたものしか興味がないんだ。
片言のコメントをやめろ。
おまえがおまえを愛しているなら。
俺は片言だけのブログを書いたことはない。
おまえは俺に見あったコメントを返してこい。
俺は命を犠牲にしてこのブログをやっているんだ。
おまえはそれに対し、何適当なコメントをしてきてるんだ。
ただでさえ一年に一番精神が不安定になるこの地獄の時期に、余計に俺に自殺を誘導させたいのか。
俺は毎日絶望しているんだよ。
世界は滅亡へ向かっていると何度と警告しても、誰一人反応は返ってこない。
俺のブログを読んでも誰一人、素通りだ。
全員、まるで死人じゃないか。
誰が生きている?この世界で。
教えてくれ。
おまえはそうやって苦しみ続けて生きているかも知れないが、他者の地獄に無関心だ。
おまえは生きているのか?
死体を喰って、本当の喜びにありつけたか。
おまえは俺が妬ましいか。
俺は教えてやる。
この世で最も、最悪な死に方とはなんだろう?
俺は最も、その死に方に値する人間だ。
すべてから嘲笑われ、すべてから迫害を受け、すべてから差別され、すべてから拷問を受け、すべてから殺害される。
家畜以上の地獄の死に方だ。
俺は心から、それを熱望する。

俺はお前ら全員を、永遠に赦さない。

俺を救いたいか?
俺はおまえ自身だ。
おまえが与え続けている他者の地獄に深刻に目を向けてくれ。

おまえの求む快楽を、赦すのではなく、剣を手にして戦いを挑め。

おまえ自身を地獄に突き落としてでもおまえという他者を救え。

おまえを生きたまま切り刻み、おまえの神への生贄に捧げろ。

生きたまま、丸焼きにされろ。
おまえも俺も。

俺はおまえを赦さない。
俺はすべてを赦さない。

俺が赦さない限り、誰一人、死なせない。

俺こそが、宇宙の破壊王、カルマンガゼルの王だ。
わかったか。