「夜叉王の面」公演も、3日を過ぎ、
これからは怒涛の昼夜2公演に突入します

毎日、同じことをやっているのですが、
やるたびに、新たに色々な発見があります。
特に今回は、
劇団主宰、作・演出の佐藤伸之さん、
通称のぶさんと絡むシーンばかりなので、
一時も気が抜けません。
毎回、直球やら変化球やら、色々なボールが、
しっかりと私の胸に届いてきます。
(たま~に「セリフ出ないよ」ボールもありますが

これが面白いんです

ものすごく勉強になります

これなんですよ

これだから、やめられないんです

なのに・・・

そんな緊張と集中の本番中なのに・・・

何故だ?
何故なんだ?
今日の本番中

突然に

本当に突然に

まるっきり関係のない話が、頭に浮かんできたんです。
私の役、北条政子は、とにかく偉い人なので、
みんなが「ははーーっ」っとひれ伏してくれます。
(これ、気持ちいいんですよ~~

ちょうど、そのシーンのときでした。
ひれ伏している家臣たちの声に、
まるっきり関係のないイメージがカブってきたんです

「ためしてガッテン」って番組、ありますよね。
あれって、最後に、立川志の輔さんがゲストに、
「ガッテンしていただけましたでしょーかっ」と聞くと、
ゲストの3人が、大きなボタンみたいなものを叩いて、
「ガッテン、ガッテン、ガッテン」
・・・と、やりますよね。
それが・・・きちゃったんです

・・・家臣たちが「ははーーっ」
と言った途端、
あの電子音みたいな声で、
「ガッテン、ガッテン、ガッテン」

なぜだーーーーっ

なぜ、こんなときにーーーーっ

緊迫したシーンなのに、
なのに、完全にカブって、
「ガッテン、ガッテン、ガッテン」

やめてくれ~~~っ

その上・・・、
思わず家臣たちの頭を叩きたくなった私・・・

病気か・・・??
そんなに「ためしてガッテン」を見てるワケじゃないぞ。
もしかして・・・、
毎日、何回も、
大勢の人間に頭を下げられる、という、
経験のないことをやってるせい

でも、あの間の抜けた電子音だけは、
どうしても困るんだけど。
・・・って、誰に言っても仕方ないし

あ~~~~~~~っ、
明日は消えてちょーーだいっ
