稽古できるのは、あと3日!!
でも、この光景は、稽古スタート時から変わっていません。
演出席に置いてあるノートに群がるキャストたち。
これ、通称「ダメノート」って呼ばれてます。
演出の大浜さんは、
リズムやテンポを重視する演出家さんなので、
途中で何度も稽古を止めることを好みません。
でも言いたいことは山ほどあるわけで、
そんなときのダメ出しを、
空いているキャストの誰かが横について、
猛烈な勢いで書いていくのが、このノートなのです。
「稽古を見ながら、ダメ出しをメモる」というのは、
多くの演出家がやっている方法ですし、
ダメ出しを演出助手やキャストがメモる
というのも、よくあります。
でも、たいがい、ありあわせの紙に書いて、
本人に伝えて、
終わったら捨ててしまいます。
なのに、ここのはドーーーンとノート
もう、この稽古で、
ダメノートは7、8冊になっています。
ダメの量が多いこともあるでしょうが、それだけじゃない。
字で書かれているので、冷静に読めて、
耳で聞くだけより把握しやすいんです。
それに、残るから、休んだ翌日に、
変更や自分のチームのダメをチェックしたりもできます。
ただ問題は・・・、
ノートっていうのは、綴じられているんですよね~。
でも、みんな見たいページが違ったりするんです。
なもので、こんなに群がって、
下から覗いたり上から見たり。
「休憩!」という声がかかるたびに、
蜜に群がるアリ状態になります。
さ~~~~ぁ、あと3日~~~!
頑張ってます。
皆様のご来場をお待ちしています