懸命に頑張っちゃうのが好きな自分へ

旅先で読んだ新聞の記事が面白くて、
わざわざ切りぬいて、
もって帰ってきています。

超売れっ子の分子生物学者、
福岡伸一氏のインタビュー記事なのですが、

こんな話がありました（８/11付、朝日）

　　　＊　　　＊　　　＊

「もともと生物はレイジー（怠惰）な存在です。

水族館に行くと分かりますが、魚は波の揺れに身を任せ、
できるだけ泳がないようにしている。

アリも２割ぐらいは働いているフリをしている。
その２割を排除しても、残りの２割は働かなくなります。

『自由であれ』と遺伝子が命じているのです」

　　　＊　　　＊　　　＊

できるだけ泳がないようにしている魚たち。

働いているフリをしているアリたち。



・・・なんか、いいなぁ。

これ、いたく気に入りました。



魚が一生懸命に泳いでいる、とか、
アリがひたすら働き続けている、とか、

私たちは当たり前のように、そう思っているけど、

それって単に、
人間の価値観のフィルターを通して見ただけのこと。



アリだってあんなに働いているんだから、って、
考えるのが好きなんでしょうね。

人間って働き者だよなぁ。


いや、働き者というだけならいいんだよね。


ただ、

そうやってケンメイに働いているうちに、

今度は、



　　　休むのが怖くなる・・・。



これ・・・なんだよね。



なんとなく、

　ちょっと、

　　立ち止まって、

　　　　考えてしまった自分・・・。



　　　＊　　　　＊　　　　＊

なお、上の話とは無関係なのですが、

今回の公演のチケット、

１公演たった90席限りでございます　

かなり早い時点で完売になると思います。

勝手ながら、ぜひお早めのご予約をお願い致します　

（こうやってアクセク、ね・・・自嘲）