昨日、
みんなで近くの焼肉屋さんに行きました。
ご飯を注文しようとして、
注文書を隅から隅まで見て・・・、
あれ?
ない・・・?
普通のご飯がないんです。
いや、あることはあるんだけど、
注文書のご飯の項目にあるのは、
「硬め」と「柔らかめ」の2つだけ。
硬くもなく、柔らかくもない、
普通のご飯がない。
何故なんだ??
「普通」はないんかい、「普通」は!
・・・って、誰も言わないのかな?
と思いながら、
文句言うより、早く持ってきてもらいたくて、
「硬め」にマルをつけて渡しました。
でも、それで、
なんかふっと、
1月の芝居を思い出しちゃいました。
お嫁さんが、
硬いご飯がダメなお姑さんのために、
炊飯器を2つ使って、
毎日、硬いご飯と柔らかいご飯を炊いている、
というくだりがあったから。
・・・でも、これって、微妙ですよね。
本当に愛情があって、やっているとは思えない。
でも、うるさく言われるのはイヤだし、
これだけ手間かけてるんだから、文句ないでしょ!
みたいな空気感が漂ってくる。
でも、お嫁さんがそうなったのは、
何かにつけてお姑さんに文句を言われた、
その結果だったりするワケで。
そんなバックヤードが、
この2台の炊飯器という台詞だけで、
すごくリアルに見えてくる・・・。
この前の芝居では、こういう台詞の巧さに、
本当に感心すると同時に、
いろいろと考えるところがありました。
というのも、
私の同世代だと、
最初は嫁として、今は姑として、
現実に、このくらいのバトルを、
繰り広げている人が少なくないんですよね。
なぜそこまでこじれる?
というか、こじらす?
と聞きたくなるような。
もちろん、人さまの事情はわからないので、
こっちが口を出せることではありません。
ただ・・・、
たかがご飯の注文だけで、
なんか気づいちゃったな、って。
みんなで楽しく焼き肉を食べることだけでも、
すごく幸せなことなんだな、って。
この時期に重なったために、
魅力いっぱいの芝居のオファーを、
2本も断って、
納得しつつも、モヤモヤが残っていたけれど、
いやいや、やっぱり、これでいいんだよね。
そんな再確認をしながら、
気がつけばGWも最終日。
さぁぁぁぁぁ、明日から頑張らにゃぁ。
仕事が腐るほどたまってるぞーーーーっ!
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