古い公演パンフを、捨てることにしました。
芝居を観に行った時のパンフは全部、
ずっと残していたのですが、
いよいよ、もう、どうしても、
置き場所がなくなって
小劇場のパンフと言えば、今も昔も、
コピー用紙1枚のペラペラなのがほとんどなので、
それほど、かさばらないのですが、
それでも、塵も積もれば何とやらで、じりじりと増え続け、
気がつけば、ものすごい量になっていました。
見てから捨てようかとも思ったのですが、
んなことしてたらキリがないわ!っと、
何も見ないで、ごっそりとって、ばさっと紙袋へ。
たぶん、1995年ころから2001年くらいまでの分でしょう。
本当は、古いのを残した方が面白いんだろうけど、
ここで考えると何もできなくなるので、サクッと捨てます。
しかし・・・、
このパンフの山の中に、
何人の役者の名前があるんだろう?
パンフの数は、ざっと200部。
ダブってたりして単純計算はできないけど、
1公演、出演者が7人くらいとして、200公演で1400人。
その中で、何人くらいが、今も続けているんだろう。
当時20歳の子が、もうアラフォー。
もう、やみくもに夢を見る時期は過ぎて、
それでも、やめられずにいるんだろうなぁ。
もう、現実はちゃんと見えていて、
それでも続けているんだろうなぁ。
もう、なんとなく先がわかっていても、
それでも好きなんだろうなぁ。
現実離れした夢を見ることはなくなっても、
それでも、夢の中にいるんだろうなぁ。
パンフの中の、たくさんの人生。
私もその中の1人だけど、
もうこれだけ感傷に浸ればいいや。
さぁ、ゴミにしようか。
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