Zoom稽古！（ただし落語）

Zoom飲み会とか、Zoom演劇とか、
いろいろやってきましたが、

ついに、落語のZoom稽古も経験しました。


いくらなんでも何もなさすぎると、
我慢の限界？に達した落研の学生たちが、
配信の落語会をやることになったもので、

全員初体験の、
Zoom稽古となったワケでございます。




始める前は、
タイムラグを気にしていたのですが、
意外に大丈夫でした。

なんですが、ほかに、

「そこかいっ！」
と突っ込みたくなるような問題が・・・。



普通、Zoomの画面って、
バストサイズなんですよね。




でも落語は、
座布団に座った体、丸ごと写らないと、

顔しか写らないんじゃ稽古にならない


しかし自分の部屋では、
丸ごと写せるスペースがない！

といって、家族のいるリビングでの稽古は、
やっぱり恥ずかしい（そりゃそうだ）。


なもので、第１回目は、
体丸ごとが写る場所を、
それぞれが探し求めて時間がたち・・・。
(区民会館のフリースペースに行ったツワモノも！）

やっぱりダメだね～と、
２回目からは結局、現役たちは学校に集まり、
OBOGだけが、Zoomで見ることに。


でも、これで何とか稽古ができました。


やれやれ・・・、

で、３回目の稽古は着物を着るのね。

　　着物・・・、

　　　　着物・・・、


　　着付けが直せなーーい！


みんな一応、自分で着るものの、
「ここをもうちょっと引っ張って」

なんて調子で、
いつもはアドバイスして直すのが、

　　さわれなきゃ直せんっ！

「そこをもうちょっと引っ張って」
って言っても、ぜんぜん伝わらないっ！

まさに、隔靴掻痒・・・。


そんな稽古を続けつつ、
無事、部員だけの無観客配信が終わりました。。


今年は、４年間頑張ってきた、
卒業生たちの卒業公演もできず、

当然、新入生も入らず、

高座もなく、授業もなく（これが正しい順番）、

ズルズルと１年が終わった部員たち。


もちろん、世の中の厳しさを考えれば、
そんなもの、取るに足らぬ話なのは承知の上。

だけどやっぱり、かわいそうだなぁと思ってしまうのです。



うん・・・。

その割に、
終わった後のダメ出しメール、厳しすぎたな〜。

もう一回、「よく頑張ったね！」って、
フォローメールしておこうかな






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