望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

そうだったのか!

2021-03-31 14:46:52 | 演劇・舞台・小劇場

 

先日読んだ三谷幸喜さんのエッセイに、

こんな記述がありました。

 (大学時代から劇団やテレビの仕事をしていて)
 今と全く変わらない生活環境にいた僕にとっては、
 長い長い大学4年を過ごしているような感覚で、
 見た目はともかく精神的にはいまだに22歳なのだ。



あ~~~、そうかぁ!!

目からウロコとは、このことか!


いや、実はね、
本当に不思議で仕方なかったんです。


どうして私は、
若い子と同じノリで騒いじゃうんだろう、って。



俯瞰で見たら、間違いなく、
一人だけトシをとってるのに、

ついつい同じノリで付き合ってしまう。


どう考えても、みっともないよなぁ。

  ・・・とまでわかってるのに、
         止められなくて。

 

あーーー、そうだったのか。

私も三谷さんと同じだったんだ。



私が芝居を再開したのは、30代の後半で、
それだけで普通に最年長だったりしたんですが、

「望子さんって、一緒に喋ってても全然違和感ないよねー」

なんて、若い子に言われて喜んでいた私は、

結局、そのまんまのノリで、歳だけとってしまったようで。


だって公演では、ほとんどが若い人ばかり。

だから、落ち着いたベテランにシフトチェンジする、
そのきっかけを見失って、

 気がついたら、

   若いと言うより、幼いままで、

     来てしまった、らしい・・・。



うーーーん。そうかぁ。

  やっとわかった。

切り替えるチャンスがなかったんだ。


だから私も三谷さんと一緒で、

「見た目はともかく、精神的にはいまだに30代」なのか。

    それも相当幼いタイプの・・・。


うん、よーくわかった。

 

  うん。

 

   で、

 

 

 だから、どうする?

 

 

 

 


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