机の引き出しがもう限界で、
仕方なく大掃除。
いやぁ、もう、あきれ返りました。
・・・自分の物持ちの良さに
ほんっとに捨てられない人間なんですよね~。
でも今回は捨てました!
絶対にいらないものは、懐かしくても捨てる!!
私にとっては大英断!(?)
で、みるみる机の中がすっきりと。
と・・・、
奥の方からノートが2冊。
ワークショップなどで何でもメモる人間なので、
演技関係のノートは何冊も残っていて、
これもきっとそうだろうと開けてみたら、
なんと、
劇団時代の、雑用とかスケジュールとか、
ありとあらゆる仕事のメモ書き!
ありとあらゆる仕事のメモ書き!
小道具連絡、チラシ折込みのシフト、
いつまでにこれをやる、みたいな雑用がぎっしり。
今ならグループLINEにあげれば済む話だけど、
なにせ20年以上前のこと。
当時はガラケーも一部の人しか持ってなかったから、
もう、電話とFAXをフル活用。
あああああ。
あの当時の劇団員って、
こんなめんどくさいことやってたんだ・・・。
今はもう会うことのない人たちの名前を懐かしく見ながら、
ページをめくるうちに、
私の字ではない字が・・・。
あーーーっ、これ、久世さんの字だ!
うちの劇団の主宰だった、演出家の久世龍之介さんの字なのです。
でも、なぜ私のノートに???
うまく読めないほどの走り書きを読んでいくと、なんとダメ出しメモ!
そりゃ走り書きのワケです。
久世さんはいつもコピー紙の裏紙に書き散らしてたけど、
紙が足りなくなって、私が自分のノートを渡したんだろうな。
いつもはもっと大きな字で書き散らすのに、
人に借りたものは、そんなに紙を使っちゃ悪い、と、
そういうことを思う人だったので、細かい字で書いたんだろうな。
じっくり読んでいくと、懐かしい劇団員の名前がいろいろと・・・。
〇〇、立ち位置が悪い。セリフが聞こえない。そこで笑うな。
・・・そういえば彼、いつもダメ出しの集中攻撃だったなー。
あ、私のもあった。
木村、そこで鈴木を見ろ。
へえ、どんなシーンだったんだろう。
人の書き散らしたダメ出しメモを公表するなんて、
やっちゃいけないことかもしれないけど、
でも本当にお世話になった、
大好きだった久世龍之介さんのダメ出しメモ、
あえて見せちゃいます。
なんかもう、懐かしすぎて、どうかなりそうです。