望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・その17

2014-09-15 23:30:28 | 舞台・ウラ話

しっかり固定できて、
芝居用の髪としては、
圧倒的な安定感のある<ひっつめ>ですが、

そんな髪でもハプニングは起きるもので、


あるとき、

舞台で、
ガッと後ろにのけぞった途端、

つけていたつけ毛が、パコッ!

フタが開いた!

みたいになったことがありました。


それもすんごい勢いで、
本当に、見事なほど、

パッコ――ンと開いたもんだから、

あろうことか、
客席から

「あっ」

という声が・・・。


(あちゃぁ・・・


ちょっと泣きたくなる状態でしたが、
直せる状況ではなくて、

そのまま芝居を続けて、
ハケたことがあります。


そうなんですよね~。

直したくても、役によっては直せない。

というか、劇中で直せる、
なんてシチュエーションの方が珍しい(笑)


なもので、直せない状態のときは、

 <できるだけ後ろを見せないように!>

ということと、

 <自分が気にしないように!>

することくらいしか、方法がないんです。

自分が気にするだけ、
お客様も気になるワケですから。


でも、たま~に、

  ごくたま~に、

直せちゃう場合もあります。


こんなときには、
芝居を続けながらの、
一瞬の早業が出たりして・・・。


    (つづく)




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